よみタイムVol.99 2008年10月17日号掲載
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ホイットニー・ファームス・ゴルフ・コース
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Whitney Farms
Golf Course
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上級者も手こずるタフコース
12に及ぶウォーターハザード
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ストレートに伸びるがOBとハザードに挟まれフェアウエイは狭い。3番ロングホール
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フェアウエイはワイドオープン。しかしティーグランド前には池が。最長の16番
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手前と奥に池が囲んでいる15番。打ち下ろしのショートホール
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海岸に程近いところを走るハイウエイ95。そこから内陸へ入ると標高は低いが起伏に富む地形が広がっている。当コースはこのエリア内に位置し、マンハッタンより一時間余り。
オープンに至る経緯は、1970年に現オーナーが土地を買収。当時はサラブレッドを育てるファーム「ホイットニーズ」が存在していたが、後にゴルフコースのデベロップに着手。デザイン、建設に数年を費やし82年にオープンした。もちろん名称もこれらの経緯に由来している。
自然地形を巧みにレイアウトに取り入れたコース全長は6628ヤード。起伏に富んだ18ホールで、パーは72。厚い樹木が囲むツリーライン・スタイル。左右ドッグレッグが多数あり、フェアウエイは狭いのが特徴。緩やかなアンジュレーションのグリーンはミディアムサイズ。スピードは速くないが、ラインを読みづらい場合も多い。最大の特徴はウォーターハザード。その数は12にも及ぶ。
どのホールも樹木の影響でよりタイトな印象。特にティーショットは慎重にならざるを得ない。2番は最長405ヤードのミドル。右に池がありやや左にドッグレッグ。セカンド以降は下っていくためティーグランドからは全くのブラインド。続く3番はストレートのロングホール。右にOBライン左のグリーンまである池の影響でフェアウエイはかなり狭い。登り下りが連続する5番、ジグザグに曲がる8番などロング全てがタフなホール。
後半に入っても2つのロングがローハンディーホール。11番はストーレートだがここもフェアウエイはかなり狭い。左から右に緩やかに傾斜しているので、やはり右サイドは禁物。16番は当コースで最も長いホール。フェアウエイはオープン。しかしティー前には大きな池が広がっている。最終18番は445ヤードの長いミドル。大きな池を囲む様に左ドッグレッグ。最もパーセーブが困難なホールと言えるだろう。他に15番は打ち下ろしのショート。グリーン手前と奥を池が囲み、ハイハンディーだが侮れない。
飛距離ももちろんだが、やはり正確性が重要となってくる当コース。全体を通して上級者にもタフと言えるだろう。チャレンジされたし。
(ケーシー谷口)
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- 175 Shelton Road (Route 110) Monroe, CT 06468
- Tel:203-268-0707
- www.whitneyfarmsgc.com
- セミプライベート、コンペ可
- オープン期間 一年中
- グリ−ン・フィー(カート込み)
月〜木$55、週末祝日$69
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-95を北に向かいコネチカットへ。Exit27AからCT25を北へ向かいモンロー・ターンパイク(Rt111)を右折。シェルトン・ロード(Rt110)を右折し、しばらく行くと左側
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