ニューヨーク・イベント情報
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※営業時間や内容など予告なく変更される場合もあります。最新情報は各イベント主催者へご確認ください(編集部)


イベント情報 2023年5月26日~

ワシントン・スクエア・アウトドア・アート



アートの展示即売イベント「Washington Square Outdoor Art Exhibit」が、NYUに隣接するワシントン・スクエア・パークへと続くユニバーシティ・プレイスのストリートで行われる。かつては、この辺りにスタジオを持っていたジャクソン・ポロックが、お金のない時にストリートに絵を並べて売っていたのが始まりとも言われる。今では200人以上の、主にニューヨークのアーティストが沿道に作品を並べ展示販売する。初夏の青空に映えるカラフルで個性的な作品がストリート沿いにずらりと並ぶのを見て歩くのは楽しい。ポロック級の将来有望なアーティストを発掘出来るかも。お気に入りアートを見つけてみよう。(Photos by:Rebecca MB. Pearson Photography)

●5月27日(土)~29日(月)、6月3日(土)・4日(日)12:00pm-6:00pm
●University Place:East 13th St south to Waverly Place
●無料 
https://www.wsoae.org


台湾フェスティバル



台湾の食や文化を紹介し、タイワニーズ・アメリカンの団結と伝統を祝うイベント「Passport To Taiwan」がユニオン・スクエアで開催される。来場者の一番のお目当ては台湾フード。台湾名物のバブルティーや果物と小豆の入ったカキ氷、肉飯、チマキなど、本場台湾屋台の味が堪能出来る。特設舞台では古典からアイドルまで台湾新旧のライブ・パフォーマンスが行われ、伝統アートの紹介、ファミリーで楽しめるクラフト・イベントなどたくさん。台湾カルチャーを体験してみよう。

●5月28日(日)12:00pm-5:00pm
●Union Square North:17th St & Broadway
●無料
https://p2tw.org


坂本龍一とティン・ドラム作「KAGAMI」



故・坂本龍一と、バーチャルリアリティ(複合現実)コンテンツを製作するスタジオ「ティン・ドラム(Tin Drum)」が手がけた新しい形のコンサート「KAGAMI」(カガミ)が、ハドソンヤードのシアター「ザ・シェッド(The Shed)」で開催。世界初演。本作は、現実の空間と映像を融合させた「複合現実」と、コンサートを組み合わせたもの。ピアノを演奏するバーチャルな坂本に加え、音楽と連動した立体的なアートなどが空間に出現。サラウンド・システムを利用して流れる音が、視覚と聴覚にさらなる立体感を与える。コンサート中は、自由に会場内を歩き、探索することも可能だ。(Ryuichi Sakamoto, Photo: Luigi & Iango, 2023 @luigiandiango)=記事へ=

●6月7日(水)〜7月2日(日)
●The Shed / Griffin Theater:545 W. 30th St.
●$25〜
https://theshed.org


セレブレート・ブルックリン・フェスティバル



ブルックリンのプロスペクト・パークで音楽コンサート・イベント「Celebrate Brooklyn! Festival」が開催される。ロック、アバンギャルド、ファンク、ジャズ、フォークなどあらゆるジャンルのライブが連日のように無料で行われる(有料の日も有り)。初日7日は、ブルースのタジ・マハール、UKシンガーソングライターのコリーヌ・ベイリー・レイらが登場する。スケジュールをチェックしてお気に入りのミュージックのコンサートに駆けつけよう。

●6月7日(水)~8月24日(木)
●Prospect Park Bandshell:62 West Dr, Brooklyn
●無料~有料
www.bricartsmedia.org


第155回ベルモント・ステークス



アメリカ競馬クラシック3冠レースの一つ「ベルモント・ステークス(以下BS)」が6月10日(土)、ベルモント・パーク・レーストラックで開催される。BSは、「ケンタッキー・ダービー(以下KD)」、「プリークネス・ステークス(以下PS)」に続く最終戦。最も長い歴史を誇り、今年で155回目を迎える。この3冠レースは、1ヵ月の間に行われ、複数レースを走る馬にとって、BSは疲れがピークに達する。距離も長いことから「本命は来ない」と言われ、伏兵が勝利することも多い。とは言え、2015年にアメリカン・ファラオが、2018年はジャスティファイが3冠達成=写真=を果たしている。今年は、KDで勝利したメイジが、PSで2冠を期待されたものの、あえなく3位。優勝は2番人気のナショナルトレジャーが接戦を制した。(Belmont Stakes 2018 / NYRA Photo)

●6月10日(土)※NBCで午後5時から生中継
●Belmont Park:2150 Hempstead Turnpike, Elmont
●入場料$40〜
www.belmontstakes.com


かがみの孤城「Lonely Castle In The Mirror」全米で上映



直木賞作家・辻村深月の同名ベストセラー小説を、原恵一監督が劇場アニメ化したファンタジーミステリー「かがみの孤城(Lonely Castle in the Mirror)」が6月21日・22日の2日間限定で全米上映される。上映館はオフィシャルサイトで検索を。日本語+英語字幕または英語吹替え。★あらすじ:学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。

●6月21日(水)・22日(木)
●上映館はオフィシャルサイト(下記)で検索
LonelyCastleMovie.com


新海誠監督「すずめの戸締まり(Suzume)」



昨年11月、日本で公開された「すずめの戸締まり(英タイトル:Suzume)」が、早くも全米上映される。監督は 「君の名は。」「天気の子」で知られる新海誠。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける『閉じ師』として旅を続けているという。そんな彼らの前に、人の言葉を話す白い猫、ダイジンが現れる。扉が開く場所に出没し、鈴芽たちを翻弄する。東日本大震災を取り上げたことでも話題を呼んだ作品。(Photo © 2022 "Suzume" Film Partners)

●4月14日(金)から
●上映シアターはオフィシャルサイト(下記)で検索を
www.suzume-movie.com


「失敗博物館」Museum of Failure



世界中から失敗した製品やサービスを集めた巡回展「失敗博物館(Museum of Failure)」がブルックリンのインダストリーシティで開催中。同展は、創設者で臨床心理士のサミュエル・ウエスト氏が自らコレクションしたものを解説付きで展示。開発に「失敗」はつきもので、来場者に「失敗」の重要性を学ばせ、体験する機会を提供している。2017年6月、スウェーデンで最初にお披露目された後、ロサンゼルス、ハリウッド、ワシントンDC、ミネアポリス、上海、パリなどでも開催。ユニークなコンセプトで集められた品々は、各地で話題となった。今回は、150点を超えるアイテムとサービスがブルックリンに集結!(記事へ)

●6月18日まで延期
●Industry City:900 Third Avenue, Brooklyn
●大人$20.50〜子供/学生/シニア$16.50〜
※大人同伴の6歳以下は入場無料
thefailuremuseum.com/new-york






ミニチュア・アート展「小さいことは美しい」



ミニチュア・アートを集めた巡回展「小さいことは美しい(Small is Beautiful: Miniature Art Exhibition)」が、イーストビレッジで開催中。ロンドンとパリで開催され、15万人以上を動員した。会場では、国際的に評価されている32人のアーティストが手がけた130点を超える作品を紹介。写真や彫刻、ミニチュア食品などアイテムも多様で、中には顕微鏡を使用しないと見ることができない作品もある。現代アートやポップカルチャー、歴史的な作品の模倣などもあり、年齢問わずに楽しめる内容だ。(記事へ)

Small is Beautiful: Miniature Art Exhibition
■8月まで開催 
■会場:718 Broadway
■大人$24〜、6-12歳$19.50〜
※VIP大人$35〜、6-12歳$28.60〜
■毎週日曜・子供(5-8歳)向けワークショップ:$38〜
https://smallisbeautifulart.com/nyc


「ニューヨークのバンクシー:汚損」



神出鬼没なストリート・アーティスト、バンクシーの作品を集めた展示「ニューヨークのバンクシー:汚損(Banksy in New York City: Defaced)」が、ローワーマンハッタンで5月14日(日)まで開催されている。開催に際し本人の許可は取っていないものの、展示品はバンクシー作品の公式認証機関「ペストコントロール」が本物だと認定。有名なステンシル・シリーズ「風船と少女(Girl With Balloon)」=写真②=や、「POLICE(警察)」と書かれた防弾チョッキを着た2人の子ども「ジャック & ジル(ポリスキッズ)=Jack and Jill (Police Kids)」、ミッキーマウスを飲み込んだ巨大な蛇の彫刻「ミッキースネーク(Mickey Snake)」=写真③=など、30年のキャリアから80点以上が紹介されている。(記事へ)

Banksy in New York: Defaced
■※7月9日(日)まで延期
■ 会場:378 Broadway
■大人$18〜、学生/シニア$14〜
 2-13歳$14〜
https://banksyartexhibit.com/new-york


二次元絵画体験「ワンダーランド・ドリームズ」



ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」に着想を得た没入型アート「ワンダーランド・ドリームズ」が10月7日(金)、ミッドタウンに登場。昨年行われたデジタルアートのゴッホ展や、現在開催中のクリムト展のように、映像を投影する「プロジェクション・マッピング」ではなく、会場内の壁や床に、絵を手描きしたもの。キャンバスを飛び出し、部屋の隅々まで描かれた二次元の絵が、ユニークな多次元的空間を生み出している。(記事へ)

Wonderland Dreams 
■火曜休
■会場:529 5th Ave.
■$36〜
https://wonderlanddreams.com


アマンダ・ピンボディバキア「声を上げて」



ニューヨーク市立博物館で開催中の展示「ニューヨークの活動家(Activist New York)」に、「声を上げて(Raise Your Voice)」と題されたインスタレーションが追加された。作家はタイ人の父とインドネシア人の母を持つアジア系アメリカ人で、ブルックリンを拠点に活動するアマンダ・ピンボディバキア。コロナ禍で嫌がらせや暴力を受けているAAPI(Asian Americans and Pacific Islanders :アジア系と太平洋諸島系アメリカ人)コミュニティへの理解を願うアートシリーズ「私はまだ、私たちの街を信じている(I Still Believe in Our City)」は、2020年のニューヨーク市差別撲滅キャンペーンとして展開。(記事へ)

Raise Your Voice + Activist New York
■開催中:金〜月10am–6pm(火〜木:休館)
■会場:Museum of the City of New York
 1220 Fifth Ave at 103rd St.
■大人$20、学生/シニア(65+)$14、20歳未満無料
https://www.mcny.org


AMNH最古のホールが最新に!先住民コミュニティの「声」を反映」



改装中だったアメリカ自然史博物館の「ノースウエスト・コースト・ホール」が5月13日(金)、一般公開された。同館内で最も古いこのホールは1899年、人類学者フランツ・ボアズが後援しオープン。当時の研究者たちは「先住民は遅れている」と考える風潮の中、ボアズは「文化相対主義=全ての文化は優劣で比べるものではなく対等である」を唱えていた。2017年、新たに「先住民の視点」を取り入れることを掲げた改修プロジェクトがスタート。コミュニティの代表者を集め、何を含め、どのように見せるべきかを共に熟考。歴史的な構成を維持しながら新解釈を取り入れて再構成し、太平洋北西部およびカナダ西部に暮らす先住民コミュニティの「声」を届ける舞台が完成した。(記事へ)

■会場:American Museum of Natural History
 200 Central Park West
■開館:水〜日10am–5:30pm
■常設展のみ:大人$23、学生・シニア(60歳以上)$18
3-12歳$13、メンバー無料
※NY州/NJ州/CT州(要ID)在住者は入館料任意(常設展のみ)
www.amnh.org






市内最大の屋上公園「ルーフトップ・パーク」



マンハッタンのチェルシー、ハドソン川のピア57に4月18日(月)、新しく「ルーフトップ・パーク」がオープンした。ニューヨーク市内最大で最新の屋上公園。現在の開園時間は午前7時から午後10時まで、入園無料。引き続き工事中のエリアもあるため、入園は「南側の歩道から(標識有り)」と案内している。(記事へ)

Rooftop Park at Pier 57
■住所:Pier 57 /Hudson River Greenway
 11th Ave @ W. 15th St. 
■開園時間:7:00am〜10:00pm
 ※年中無休
https://hudsonriverpark.org


ハドソン川の「水上公園」「リトル・アイランド」


ハドソンリバー・パーク内に新スポット「リトル・アイランド」がオープン。ハドソン川に132柱の「チューリップ型」のコンクリート杭を建設、その上に350種類の花や樹木を植えた約2・4エーカーの水上公園で、「水に浮かぶ葉」をイメージしたもの。園内にはプレイグラウンド、芝生エリア、展望デッキなどを設置。(記事へ)

Little Island
■住所:Pier55 (Hudson River Park)
 Bet. W. 13th & 14th Sts.
■開園時間:6:00am〜翌1:00am
※12:00pm〜8:00pm間の入園は予約制(9月30日まで)
■入園無料 
https://littleisland.org


中世アートを再構築「フリック・マディソン」


実業家のヘンリー・クレイ・フリック氏による個人的なアート・コレクションを、自身の邸宅で展示した「フリック・コレクション」が、大規模な改築工事に着手。それに伴い、かつてはホイットニー美術館、その後にメット・ブロイヤーとして利用された4階建てのブロイヤー・ビルディングを3月18日から、「フリック・マディソン」としてオープンさせた。「フリック・コレクション」が改装中、一時的に2年間運営される予定。同団体が誇る名作の数々を、年代順・地域ごとに整理し、展示している。(記事へ)

Frick Madison
■木〜日10am-6pm、月〜水:休館
■住所:945 Madison Ave.
■大人$22、65歳以上$17
 10-17歳・学生$12、10歳未満入館不可
https://www.frick.org/madison
★携帯アプリ「Bloomberg Connect」
frick.org/app

「シーグラス・カルーセル」@バッテリーパーク



マンハッタンの南端、バッテリーパークの回転木馬「シーグラス・カルーセル(SeaGlass Carousel)」。2015年に登場したカルーセルで、「魔法の水族館」がテーマ。オウムガイをイメージした建物内にカラフルな30匹の魚たちを配置した、「回転木馬」ならぬ「回転熱帯魚」といったところ。3つの小さなターンテーブルがそれぞれ回転しながら周回するという構造で、複雑な運動により、自由に泳ぎまわる魚たちを表現。内部には色が変化するLEDが組み込まれ、深海に生息する発光生物を思い起こさせる。また、壁には海のイメージが投影され、幻想的な海中を演出する。Photo Courtesy Battery Park Conservancy(Photo by Paul Warchol)

●The Battery:Battery Place / State St.
●$5
●営業時間:5月末まで金〜日(11am-9pm)
6月〜9月:週7日営業(11am-9pm)
www.thebattery.org/seaglass


ワールド・ビヨンド・アース


アメリカ自然史博物館のローズセンター内、ヘイデン・プラネタリウムのスペース・ショー。「ワールド・ビヨンド・アース」と題し、新たな宇宙の謎に迫る。ドーム型の天井に、スーパーコンピューターで創られた高解像度のデジタル映像を投影。時間と空間を超越したバーチャル・トリップが体験できる人気のアトラクションだ。「ワールド・ビヨンド・アース」のテーマは「太陽系」。金星や火星、小惑星帯、巨大ガス惑星の土星や木星など、多くの探査機が収集したデータを元に、宇宙の神秘を描き出す。高臨場感を生み出す8Kでレンダリングし、HDR(ハイダイナミックレンジ)システムを導入、技術的にも最先端を誇る。ナレーションは女優ルピタ・ニョンゴ。(Photo : D. Finnin/© AMNH)(記事へ)

American Museum of Natural History
200 Central Park West
General Admission + One:
大人$28、2-12歳$16.50、学生/シニア$22.50
www.amnh.org

ミュージアム・オブ・アイスクリーム SOHO


「ミュージアム・オブ・アイスクリーム(Museum of Ice Cream SoHo、MOIC) が12月14日(土)、ソーホーにオープンした。3フロアで約25000スクエアフィートの会場に、13の新しいエキシビションとラウンジ、カフェ、ショップなどが併設。MOICで人気の「スプリンクス・ブール」や、ニューヨークにインスパイアされた「セレスチアル・サブウェイ」など、インスタ映えする展示は健在。混雑を避け安全に楽しんでもらうため、入場は完全チケット予約制。当日、会場でのチケット販売はなく、インターネットで予約すること。指定入場時間が過ぎた場合には、チケットは無効になるため、入場時間の15分前には到着することが奨励されている。(記事へ)

9:30am-9:30pm(火曜定休)
558 Broadway
$39、2歳以下無料
www.museumoficecream.com

「ジム・ヘンソン」展


セサミストリートの生みの親として知られる故ジム・ヘンソン(1936~90年)を包括的に紹介。展示品は300点以上で、同ミュージアムのコレクションに加え、ヘンソン・ファミリーが寄贈した約500の中から選出。多数のマペットをはじめ、プライベート写真、キャラクタースケッチ、ストーリーボード、脚本、写真、小道具、初期作品から実験的なプロジェクトなど多数。ヘンソンが歩んだ比類なき足跡を辿る時、彼がマペットたちに吹き込んだ愛情と命が見えてくる。(記事へ)

The Jim Henson Exhibition
Museum of the Moving Image
36-01 35 Ave., Astoria
TEL: 718-777-6888
大人$15、 シニア/学生$11
3-17歳$7、3歳以下無料
金曜4pm~8pm:無料
www.movingimage.us



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