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よみタイムVol.87 2008年4月18日号掲載
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レイクウッド・カントリー・クラブ
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Lakewood Country
Club
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世紀超える歴史誇る
小さく速いグリーン
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フェアウエイ左半分をサンドエリアが占める7番ミドルホール
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12番のグリーンは丘の上に。手前には深いバンカーが待ち受けている
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ティーグランド前には池、グリーン手前にも川が流れる15番ホール
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オーシャン・カウンティーの北端に位置する当クラブは、100年を越える長い歴史を誇る。誕生したのが1892年。3年後にはアソシエイトメンバーとしてUSGAに参加。発足当初の10組の一員として名を連ねている。当初は9ホールのみであったが、その翌年に9ホールが追加され18ホールのコースとして再スタート。
したがって1896年が事実上のオープン。同年には現在のPGAの様なトーナメントを全米初として開催。また記念すべき全米初のホール・イン・ワンが達成されたのも当クラブという記録が残っている。
現在のコースは、1920年に全英アマのチャンピオンでもあるウォルター・J.トラビスによりリデザインされたもので、全長は6566ヤード、パー72。ホームページではリンクスと紹介されているが、高い樹木がホールを分けるツリーラインのコースと言える。顕著なドッグレッグは数ホールのみ、ウォーターハザードは2つにとどまる。フェアウエイもオープンなので全てのスキルのプレーヤーに楽しんで頂けるだろう。
グリーンはかなり小さくアンジュレーションに富んでいる。スピードも速く、アプローチとパットがスコアーメイクのカギを握っている。
フロント9はほぼフラット。4番ミドルはフェアウエイの半分を占めるサンドエリアの周りを直角に右ドッグレッグ。7番も同様にサンドエリアが左半分を占めているミドルホール。
難ホールは6番ショート。ここも巨大なサンドエリアがグリーン手前と右半分を囲んでいる。
バック9はフロントよりチャレンジングといえる。難関はウォーターハザードのある2ホール。まず12番ミドルは川越えの打ち下ろし。セカンド以降は登りとなり、グリーンは高い丘の上。手前には深いバンカーが待ち受けている。距離は332ヤードしかないが侮れない。15番は池越えのショート。グリーン手前にも川が流れている。
フロント9は好スコアーをマークするプレーヤーも多いだろう。しかしアップダウン、ウォーターハザード、ドッグレッグなどバラエティーに富んだバック9は上級者にも手応えがあるはず。さて貴方はいかがだろう?
(ケーシー谷口)
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- 145 Country Club Dr., Lakewood, NJ 08701
- Tel:732-364-8899
- www.thelakewoodcountryclub.com
- セミプライベート、コンペ可
- オープン期間 一年中
- グリ−ン・フィー
(カート込み):週日$45、週末$50
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- ガーデン・ステート・パークウェイを南に向かいExit98からI-195を西へ。Exit28Aで降りRt9を南へ向かう。Rt526を右折し、ホープ・チャペル・ロードを左折すると右側にエントランス
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