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よみタイムVol.82 2008年2月8日号掲載
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ギャリソン・ゴルフ・クラブ
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Garrison Golf
Club
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ハドソン川眼下に景観抜群
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対岸のウエストポイント、北にキャッツキル・マウンテンを望む
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アップダウンに富んだフェアウエイ
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打ち下ろしの2番ミドル。両サイドには厚い樹木が張り出している
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雄大な自然が広がるハドソン・リバー・ハイランドの南端に位置している当クラブは、マンハッタンより60分。かつては日本企業が所有していた経歴を持ち、オープンして40年余りになる。
ハドソン川を眼下に見下ろし、遠くはキャッツキル・マウンテンが一望出来る景観の素晴らしいコース。高い樹木に囲まれたツリーラインのコースデザインは、ベイ・ヒルやドラル・ブルー・モンスターを手掛けたディック・ウィルソンが担当。自然の地形を巧みに取り入れ、チャレンジングな上級者向けと言えるだろう。近年、改修工事が行われたが難易度は以前と変わっていない。
全長は6497ヤード、パー72。バンカーは70を数える程度。グリーンはミディアム・サイズでスピードはそれほど速くないが、トリッキーで読みずらいので3パットは要注意。ウォーターハザードは小川を含めて5ホールのみ。最大の特徴は趣きの違った前後半が楽しめることだろう。
タイトなフェアウエイでアップダウンに富んでいるのが前半。1、2、4番は打ち下ろしのホール。特に2番はかなりの標高差がある上に、厚い樹木が両サイドから張り出しておりよりタイトな印象。6番ミドルは左ドッグレッグで緩やかな下り。グリーン手前にはブッシュが広がるハンディーナンバーワンのホール。やはりドライバー、アイアンとも正確性が攻略のガキとなるだろう。対して後半はフラットなホールが多い。高い樹木もほとんど無くフェアウエイはオープン。したがってロングヒッターなら果敢に攻めて行きたいところ。
11番は433ヤードのミドル。尾根づたいに伸びるフェアウエイはほぼストレート。しかし左サイドは禁物。隣のホールまで落ちていくこともあるだろう。最終18番ロングは最長のホール。ここもフェアウエイはワイドオープン。
シグニチャーホールは14番ショート。池に突き出たハーフアイランドのグリーンまで、バックティーからは215ヤード。オンしなければアンプレイアブルという難ホール。
ローカルゴルフ誌やウェブでもタフと評されている当コース。まだプレイされていない方、是非チャレンジされたし。
(ケーシー谷口)
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- www.garrisongolfclub.com
- Rt9 at Snakehill Road, Garrison, NY 10524
- Tel:845-424-4747
- パブリック、コンペ可
- オープン期間 3月〜11月末
- グリ−ン・フィー
(カート込み):週日$65、金$75、土日$90
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-87、ソー・ミル・リバー・パークウェイと乗り継ぎタコニック・ステート・パークウェイを北に向かう。EXIT25で降り、Rt9を北に約20分行くとコースは左側
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