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よみタイムVol.125 2009年11月20日号掲載
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ザ・センター・バレー・クラブ
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The Center
Valley Club
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歴史浅いが、高い評価
前、後半違うタイプのコース
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両サイドには無数のマウンドと多数のバンカーが。ハンディキャップNo.1の3番
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11番ロングホールのグリーン半分は池がが囲む
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ストレートながら長い18番。ブッシュ、池、など多数のハザードが待ち受けている
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リンカーン・トンネルよりルート78を西へ一時間余り。ペンシルバニアに入ると緩やかなアップダウンが続く。当クラブはその名の通り谷に囲まれた盆地状のエリアに位置している。オープンしてまだ10年余りと歴史は浅いが、コース・コンディションも抜群で常に評価の高いコース。
全長は6916ヤードでパーは72。周辺の地形と相反してコースは全体を通してフラットな印象。しかしながらフェアウエイはタイトでうねりを繰り返している。ドッグレッグも多く、ウォーターハザードは小さなクリークを含めて10ホールにも及んでいる。グリーンはミディアムからラージ・サイズ。スピードも速く、アンジュレーションに富んでいる。最大の特徴は二面性を持つコースで、趣きの違った前後半が楽しめることだ。
まず前半はスコッティシュ・リンクス・スタイル。フェアウエイ両サイドには無数のマウンドが連なっており、ブラインドになることもあるだろう。また多数のバンカーも影響してフェアウエイはよりタイトだ。3番は最長550ヤードのロングホール。張り出したバンカーのためフェアウエイはジグザグ状。このホールはハンディキャップナンバー1。7番は450ヤードのミドル。ここもタフなホール。
後半は背の高い樹木がホールを囲むツリーライン・スタイル。HPではノース・アメリカン・デザインと説明されている。ハザードが多く設けられており、やはり後半の方がタフと言える。11番は緩やかに右ドッグレッグのロング。ここもローハンディのホール。そしてラスト2ホールが最後の難関。17番は鋭角に右ドッグレッグのロング。ランディング・エリアがかなり狭く、ティーショットはプレッシャーだ。18番は最長466ヤードのミドル。ここもフェアウエイは狭い。
当クラブは本誌7月号にて特集したサンズ・カジノからならルート78で次のエグジット。また以前に紹介したザ・クラブ・アット・モーガン・ヒルやリバービュー・カントリー・クラブとは3つのエグジットを隔てるだけ。趣きは異なるが是非ともプレーされたし。もちろんプレーの後はカジノで運だめしと行こう。
(ケーシー谷口) |
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- 3300 Center Valley Parkway, Center Valley, PA 18034
- Tel:610-791-5580
- wwww.centervalleyclubgolf.com
- パブリック/コンペ可
- オープン期間:一年中
- グリ−ン・フィー
週日$75、週末$80(カート込み)
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-78を西へ向かい料金所を経てペンシルバニアへ。Exit60で降りRt309を南。ソーコン・バレー・ロードでRt309を降り信号を左折。そのまま直進し、しばらく行くと右側にコース
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