2021年12月17日号 Vol.412

音楽が繋ぐ世界「グローバルフェスト」(2)
出演アーティスト紹介(つづき)

アル・ビラリ・スーダン (マリ共和国)
西アフリカのトンブクトゥから米国初見参の家族編成バンド。サハラ砂漠の砂塵と降り注ぐ灼熱の太陽が民族ブルースを奏で、トランス状態に導いてくれる。

ベドウィン・バーガー (フランス/レバノン/シリア)
中近東のアングラ法王の異名を取るレバノン人プロデューサー、ザイド・ハムダンとシリア人シンガーのリン・ディブによる新音楽ユニット。電子音楽をベースに、アラブの伝統音楽と古代シリアの宗教音楽をしたたかに歌う。

コンベレサ・ミ(コロンビア)
南米コロンビアで生まれたコンベレサ・ミは、ゲリラ旋風に乗って、民族儀式をラップで畳み掛けるような、勢いとエネルギー溢れる音楽集団。伝統と現代、フォルクローレとヒップホップの間で火花を散らすブルドーザーのような音楽。

ノーザン・クリー(カナダ)
2022年に40周年を迎えるノーザンクリーはカナダのアルバータ州で結成されたが、音楽グループというよりは、コミュニティサークルに近い。輪になって、風と歌い、大地と踊る。終わりのない儀式に、鳴り響く太鼓のビートと歓喜の歌声が空を埋める。

ソン・ロンぺ・ペラ(メキシコ)
両腕にタトゥーを入れたパンクの申し子たちガマ兄弟が、トロピカルなマリンバのサウンドを乗せて、汗まみれでロックする。メキシコシティを拠点に活動する前代未聞の爽やかパンクを聞いたらダンスせずにはいられない。

アク・ダン・グウァン・チ(ADG7)(韓国)
2020年以来、2度目のgF出演。祈祷儀式音楽と古い韓国の民謡音楽にインスピレーションを受けた女性ボーカルトリオがフロントを務める大胆かつ独創性溢れる個性派グループ。

スイスタマン・サカ(フィンランド)
北欧からはヒップホップとエスニック・テクノを融合したハイエナジーの男女4人組スイスタマン・サカが登場。アコーディオンとシンセサイザーが作り出すグルーヴィーなオーロラが広がるダンス・ポップ。

トゥファン・デリンジェ・グループ(トルコ/オランダ)
2020年に続いて2度目の出演になるオランダのトゥファン・デリンジェ・グループ。ジャズ、ハードロック、ヒップホップ、EDMのエッセンスを紡ぎ、クルド民謡と結婚式音楽をエレクトロ・ヘヴィに聴かせる。

globalFEST 2022
■2022年1月16日(日)7:00pm
■会場:Webster Hall:125 E.11th St.
■参加年齢16歳以上 
■$65 
https://globalfest.org
■オンライン配信:2022年1月18日(火)〜20日(木)

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