Copyright (C)2014 Yomitime Inc. All rights reserved
 
イベント情報






 よみタイムについて
 
よみタイムVol.239 2014年10月3日発行号
オイスターと楽しむワイナリー

ホタテのラベルは自然保護のオマージュ


数々の賞に輝くボトル



とろけるようなブルーポイント

秋になると、ワイナリーロードは渋滞しだす。午前10時にマンハッタンを出ても、到着が12時を回ることもしばしば。せっかくここまで来たのだから、お腹がすいても、洒落た店が集まっているグリーンポイントまで行きたい。だが、距離がまだまだ…。そんな時、打って付けのワイナリーが「ジェームズポートビンヤード」。ワイナリーロードに入ったばかりのところにあり、約150年前に建てられた試飲納屋には「オイスターバー」がある。そこでは、オイスターのみならず、ピザ、プロシュート、チーズなども用意され、ワイン片手にたっぷり食事が楽しめるのだ。
 1981年に始まったジェームズポートビンヤードの創始者、Ron Goerler Sr.は配管業を営んでいた。奥さんとドライブ中に見たこの土地に惹かれ、配管業で得た資金を投入して土地を購入。その時は、ワインメーカーになることなど考えてはいなかったという。だが、数エーカーの土地に植えたブドウが綺麗に育ったのをきっかけに、のめり込むことに。奇しくも数年前、配管業が傾いたときには、この畑が彼らを救うことになった。
 子供たちと一緒に営んできた畑では、殺虫剤や除草剤をほとんど使わずにブドウを育てる。その努力が実り、彼らのワインは数々の賞を獲得し、グランドセントラルターミナルのオイスタバーを始め多くの有名店で取り扱われた。また、East End Seriesのボトルに張られたホタテ貝を描いたラベルは、彼らがスポンサーとなっているSPAT(South Project in Aquaculture Training)のオマージュ。この地で、貝の育て方を教えるプロジェクトで、自然を守る彼らの強い意志の表れでもある。
 今日は金曜日。午後5時〜8時のハッピーアワーがある日だ。帰りがけに、1個2ドルのオイスターをたくさんいただくことにしよう。(奥谷啓介)

Jamesport Vineyards
Main Road (RTE 25) Jamesport, NY 11947
TEL: 631-722-5256
www.jamesportwines.com

情報提供:ホクトインターナショナル
Tel: 212-9496050 www.hokutonyc.com