ロングアイランドへの
ドライブ
 彼方にうっすらと見えるのは大陸側のニューヨーク

豪邸が立ちならぶシェルター島とクルーザー

丸1日かけても見切れないアウトレット「タンガー」
ロングライランドは、マンハッタンから東北東方向に延びる長さ約190キロの島。最大幅は約37キロあり、北米大陸に隣接している島としては、最長最大のものになる。
幾度となく、この島のワイナリー地帯に足を運んだ。その度に楽しんだのはワインの味だけではない。往復、約320キロのドライブも大きな楽しみだった。「LIE(ロングアイランド・エキスプレス・ウェイ)」と呼ばれる道を、時速90キロ(55マイル)のスピードで走ると、15分もしないうちにフリーウェイの両サイドは森林で囲まれる。春から夏にかけては緑が眩しく、秋になれば鮮やかな紅葉が心を和ませてくれる。
LIEの終点には「タンガー(Tanger)」というアウトレットがある。約250もの店舗が立ち並び、主な米系ブランドはすべて揃っている。休憩がてらに寄ると、誘惑にかられ、あとのスケジュールを圧迫してしまう危険な存在でもある。
タンガーをあとに、トウモロコシ、ジャガイモ、ワイナリー畑が広がる道を42キロほど進むと、「グリーンポート」という町が現れる。前方に見えるシェルター島(Shelter Island)には豪邸が立ち並び、その間をヨットやフェリーが往来する。その風景は言葉では言い表せないほど美しい。フェリーは16ドルで車ごと運んでくれ、乗り継げば、内海を渡りサウスフォークにまで行ける。1600年代、ニューヘブンやコネチカットから人々が海峡を渡り、この地に住み着いた。1700年代後期から約60年間、捕鯨船を主とする港として発達。1844年にロングアイランド鉄道が到達すると、農作物を運べるようになり、さらなる発展を遂げた。20世紀前半はオイスターの養殖が盛んになった時代。現在は、観光地として注目を浴び、2011年フォーブス誌では、米国で最も美しい街の一つとして取り上げられた。
ロングアイランドワイナリーへの道は、美しい風景と街並みを楽しむドライブの旅。その感動を残したく、カメラを手放せないときを過ごすことになる。(奥谷啓介)
グリーンポートビレッジ
www.greenportvillage.com
タンガーアウトレット
https://www.tangeroutlet.com/riverhead
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