最高の雰囲気を醸し出すのはホスピタリティー
「サンニーノ・ヴィンヤード(Sannino Vineyard)」に立ち寄ったのは、10月初旬の快晴の日だった。たくさん並ぶボトルの中から、試してみたいものを6本選ぶ。それぞれのワインがグラスに注がれ、ボトル名の書かれた紙の上に並べられる。テイステイングルームは狭く、飲む場所はないので、外に置かれているテーブルに座った。青空と眩い太陽、そして緑に輝くブドウ畑を眺めながら6杯をゆっくりと飲んだ。「スパイスドワイン」というボトルが目に止まったので「珍しいね」と言うと、無料で1杯飲ませてくれた。 最初に感じたことは、18ドルで6杯は安いということ。全ての量をあわせれば、大きなグラスに2杯分以上ある。次に感じたことは「心地よさ」。ブドウ畑に見とれ、綺麗な空気を吸い込んでいたら、他の場所に移動したくなくなってしまった。多くのワイナリーを巡ってきたが、晴れた日の、ここほど心地よかったところはないように思う。6人以上の団体は、予約と前払いをしなければならない。これは雰囲気を守るためのものだろう。 ここでは、毎日曜日に25ドルでワインツアーを行っている。ブドウをもぎ、ワインにするまでの過程を教えてくれるのは、ロングアイランドではここだけという。トリップアドバイザーの「アメリカ10ワインツアー」で、ベスト3に選ばれている。また「VIPブレンディングセッション」と称し、ワインを混合して自分好みのボトルを造ることも行っている。ランチを含んだこの催しは2人で225ドル。催行日はサイトで調べられる。さらに、BB(ベッド・アンド・ブレックファスト)も営業。写真では、高級ホテル並の豪華な造りをしている。情報サイトでも高評価で、予約が取りにくい程の人気だそうだ。 「サンニーノ・ヴィンヤード」について知れば知るほど、「心地よく感じた」理由がわかる。ホスピタリティーに溢れているのだ。次に来る時はBBに宿泊し、ワイン造りの教室に参加することにしよう。(奥谷啓介) 情報提供:ホクトインターナショナル Tel: 212-949-6050 www.hokutonyc.com
HOME |
|
|---|---|