2015年10月2日号 Vol.263

ワイナリーの中間に存在する
小さな街、ラブレーン


ロアノク・ヴィンヤードのワインバー



チーズとスイーツの専門店が並ぶ



ハート型をしたラブレーンの看板


ありふれた名前、「ラブレーン(Love Lane)」は、ロングアイランドのワイナリーロードの中に存在する小さな街。コーヒーの香りがするレストラン「ラブレーン・キッチン」、店先までチーズの匂いを漂わせている「ヴィレッジチーズショップ」、種類豊富なチョコレートで溢れる「ラブレーン・スイートショップ」などがあり、多くのワイナリー探訪者が立ち寄る場所だ。

ここに来たら、特にお勧めしたい場所が2箇所ある。まずは、ロングアイランド鉄道の駅「マツティタック」。開業1845年という歴史ある駅で、自動車が発明される前に、鉄道を利用してここに暮らしていた人々の生活に思いを馳せる。タイミングがあえば、1両半という短いロングアイランド電車を見ることもできる。ひなびたポストオフィスや白い教会とあわさり、映画のシーンにある「古きよき時代のアメリカの小さな田舎町」にいるような気分にさせてくれる。

次のお勧めは、「ロアノク・ヴィンヤード(Roanok Vinyards)」のワインバー。ニューヨークタイムズが、ロアノク・ヴィンヤードのワイン技師ギャビー・ピサカノを「カベルネ・フランのマスター」と賞賛した。彼が醸造したワインは、世界的に認められている「ロバートパーカー」のワイン評価でも91ポイントを獲得している。現在、ここのワインが飲める場所は、サウンドアベニュー沿いにあるワイナリーか、ここのワインバーのみ。多くのワインはテイスティングに回ってくる前に、売り切れとなっているという。こうした状況の下、ワイナリーでのテイスティングも、間もなくメンバー制になる予定で、このワインバーはさらに貴重な場となるだろう。

街の目印は赤いハート型の看板。途中、ここに寄れば、食事、土産の購入、そして、ワインテイスティングを楽しめる。ここは、その昔、鉄道駅によって開かれた繁華街、映画の世界に入ってしまったかのような気分にもなれる。(奥谷啓介)

Roanoke Vineyards Wine Bar
165 Love Lane
Mattituck, New York 11952
Tel: 631-298-7677
www.roanokevineyards.net



情報提供:ホクトインターナショナル Tel: 212-949-6050 www.hokutonyc.com

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