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よみタイムVol.95 2008年8月15日号掲載
 
ギタリスト 塚本浩哉

南米のリズムとジャズを融合

 ニューヨークを拠点に活躍するギタリスト、塚本浩哉が、8月31日(日)の午後12時30分と2時30分の2回、ブルーノートで演奏する。自分のバンド「INTEROCEANICO(インテルオセアニコ)」の3枚目のCD「Where The River Shines」発売記念のコンサート。演奏するのは、最新CDから約10曲。すべて塚本のオリジナル曲。スペイン語のボーカルも入る。
 バンド名は、「INTER(結ぶ)」と「OCEAN(海)」からなるスペイン語。バンドのメンバーも、アルゼンチン、韓国、コロンビア、アメリカ、ロシア、ポルトガル、そして日本と、世界中から集まっている。
 「南米のローカルなリズムと、現代的なハーモニーを、ジャズのフォーマットの上で融合させた、新しい音楽です」。
 今回の演奏は、ボーカルにコロンビア人、フルート/サックスにキューバ人、ドラムがアルゼンチン、ベースとギターが日本人と多国籍のメンバーだ。04年にデビューCDをリリースした時は、NHK―FMで、ピーター・バラカンによって紹介された。さらに、USAソングライティングコンペに、アルバム収録曲をエントリー。いずれもファイナリストに選ばれている。昨年出した2枚目のCD収録曲は、国際アコースティック音楽賞で最終審査にまで残った。

 京都生まれ。15歳でギターを始め、高校時代から作詞作曲も手がけるようになった。大阪外国語大学ではスペイン語を専攻、南米のフォルクローレ(伝統音楽や民謡)や、ヌエバ・カンシオンと呼ばれる南米の音楽の動きについて研究する。
 大学を卒業すると、バークリー音楽院から奨学金を得て留学。プロフェッショナル・ミュージックを専攻し、ジャズや南米音楽を中心に作曲・演奏を勉強した。現在のバンドの前身となる「ヴォセス・デ・ラ・シエラ」を結成したのは、まだ在学中のころだった。
 スペイン語や南米音楽への傾倒は「母のスペイン語の先生がメキシコ人で、中学生の時に、夏休みにホームステイに招待してくれました。メキシコでは同じ年の男の子がギターを弾いていて、僕にも教えてくれたんです。大学でスペイン語を専攻したのも、今の音楽も、そのころの影響です」と話していた。(きん)

8月31日(日)12:30pm, 2:00pmの2回
Blue Note:131 W. 3rd St.
TEL: 212-475-8592
www.bluenote.net
予約はオンラインでも可
$24.50(食事込み)