・出身:福岡県母が趣味でバレエのクラスに通い、姉も幼稚園でバレエを習っていたことなどから、自然な流れで「私も4歳になったらバレエするんだ~」と始めました。その頃、バレエの他にもいくつか習い事をしていて、「もっとお友達と遊びたいから辞めたい」と言っていた時期もあったようですが、結局、バレエだけは続きました。プロを意識したのは小学校2年生の夏。初めて、ディズニーランドで観たエンターテイメントに感動し、パフォーマーになりたいと思いました。 ★ツアー公演「キャッツ」で白猫ヴィクトリア役に抜擢 18歳の頃、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでパフォーマーとして仕事に就きました。2012年の春、短期でニューヨークに留学し、帰国後は、ハウス・テンボス、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで活動。2015年の夏、長期留学のため再びニューヨークへ。アルビンエイリーのスクールに2年間通ったのち、2017年からNai-Ni Chen Dance Companyに所属。Luigi's Jazz Centerでアシスタントや代講講師を務めながら、Walt Disney Worldプロダクションの季節限定イベントや、National Tourの「An American in Paris」、「South Pacific」などに出演。その後、友人が「CATSがキャストを募集している」と教えてくれたのがきっかけで、2022年6月から、ミュージカル「キャッツ」のツアー公演に参加しました。採用までのプロセスは、まずウェブサイトからのレジュメとヘッドショットで応募、ダンスリールの審査を経て、インパーソンでのオーディションに呼ばれました。そこには30〜35人程のダンサーがいて、正直なところ合格する自信はなかったんです。ですが、どんどん他の人がカットされていく中で何度も名前が呼ばれ、ヴィクトリアのソロの振り付けをした時、「合格したい!」と強く願いました。歌の審査の際、ディレクターの反応が良かったので「もしかしたら合格するかもしれない?」とは感じましたが、まさかメインキャラクター、白猫のヴィクトリアでオファーが来るとは思っていませんでした。「キャッツ」のツアー公演は6月18日で無事終了、今はホッとしています。何と言っても10ヵ月の契約を走り切ったこと、無事に千秋楽が迎えられたことがとても嬉しい。私を支え、応援してくださった、たくさんの人たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。 ★ダンスの魅力・醍醐味 ダンスとは、生力/活力。人生を振り返ると本当にダンスしかなくて、すべてのことがダンスに繋がっています。嫌なことも乗り越え、ここまでがむしゃらにやって来られたのも、「ダンス」があったからこそできたことで、ダンスがなかったら私は存在していないかもしれません(笑)。「ダンスがあれば常に幸せ」ということではなく、辛かったり、悲しかったり、辞めたかったり、といった事も多いのですが、「じゃあ、ダンスがなかったらどうする?」と、自分に問いかけてみると「何もない!」という答えになってしまう…。ダンスの魅力は、やはり身体で表現できること。言葉では伝え切れない、たくさんの気持ちや思いを動きを通して表現できる。加えて、自分自身の成長を感じた時に醍醐味を感じます。表現力を上げるためには基礎力を上げなければならない、その基礎力を上げるためには筋肉をトレーニングしなければならない…そんな地道な作業を続け、成果が出た時に「やってきてよかったな」と痛感します。 踊ることを通して「私自身」を表現したい。これからもたくさんの振り付け師、演出家、アーティストに出会うと思いますが、与えられた振り付けを、私らしい方法で、私自身の感性で表現したい。振り付け通りに踊ることはダンサーにとって「当然」ですが、その上で、自分だけの「感性で踊る」こと。他人とは異なる自分だけの感性の幅を広げ、一つひとつのキャラクターに「私自身」を吹き込む…そんなアーティストになりたい。さらに、ダンスだけに縛られず、歌やも芝居できる「表現者」。どんなことにも挑戦し、成長し続けられるアーティストを目指しています。 ★今後の予定 現在はフリーランスとして活動しています。この夏は、いくつかのダンススクールで教えたり、アシスタントやワークショップで忙しくなる予定です。さらにオーディションを受け、秋からの仕事をBookしていきます。これからもダンスやミュージカルにフォーカスしながら、幅広く活動していく予定です。 www.yukanotsuka.com facebook.com/yuka.notsuka instagram.com/yukaaada Tweet HOME |
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