2022年12月16日号 Vol.436

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NYはなりたい自分になれる場所

清水 佑美 YUMI SHIMIZU
ダンサー/モデル

・出身:岐阜県

★高校まではバスケに熱中
小学校4年生からバスケットボールに熱中していました。高校はスポーツの名門校・県立岐阜商業高等学校に入学。厳しい部活で、3年間のうちで休みは数日。家族よりも部活の仲間と過ごしていた時間のほうが長かったです。でも、かけがえのない仲間に出会い、精神面も鍛えられたと思います。汗と涙の3年間でした(笑)。ダンスを始めたのは大学から。自分を表現することができ、一人のダンサーとして見てもらえることがとても嬉しく、練習した分だけ表現の幅が広がることにすごく魅力を感じ、チームスポーツのバスケとは異なる楽しさを知りました。先輩やダンスの先生たちがとにかくカッコよくて、自分の知らない世界にどんどんハマっていきました。

★ヒップホップ誕生の地、NYへ
日本に居た頃「本当の自分とは何だろう、やりたいことは?」と悩んでいました。ヒップホップ・カルチャーが生まれたニューヨークに憧れていたこともあり、思い切って来米。ニューヨーカーはとても個性的で、見た目も考え方もユニーク!周囲もそれを認めています。他人の目を気にせず、型にはまらず、自分のやりたいことをやれる環境。人と違うことが好きだった私にとって、自分らしくいられるのはNYだと心から感じました。いろんな人や場所から刺激をもらえる環境にも魅力を感じました。とにかく向上心のある人が多く、素晴らしい場所です。モデルの仕事を始めたのは、ニューヨークに来た直後でした。PUMAのダンサーオーディションに合格し、そこでダンサーモデルの経験をしました。特にモデルになろうと始めたわけではないですが、そこから少しずつ依頼や機会を頂き、今に至ってます。



★「ダンサー」として「モデル」として
モデルもダンスも少しの表情や角度などで変わってきます。モデルの好きなところは、一瞬の表情を作品として収めることができること。モデルは激しく動きませんが、フォトグラファーと息があった時、クライアントの意志に沿って良い写真が出来た時の達成感が好きです。一方で、ダンスはいつも私を夢中にさせてくれますし、撮影はとても楽しいですね。自分のダンスが映像に残ることは、やはり嬉しいです。自分とダンス両方好きになってもらえるのは光栄に思います。ダンスもモデルも、いろんな自分になれ、また異なった側面の自分を見ることができる、そこが醍醐味です。

★現状と目標
現在は、コマーシャルやキャンペーンなどの撮影で、ダンサーやモデルとして参加しています。観光などでニューヨークを訪問した際に、「タイムズスクエアに自分の姿が映るのを見たい」という夢を叶えるために来米を決意しました。これからも、それを一つの目標として目指していきます。ダンサーとしてモデルとして、日本にも届くような作品に出演すること、そして、支えてくれている家族や友達、たくさんの方々に恩返しができるようになりたいです。

yumi1218shimizu@gmail.com
yumi-shimizu.com
instagram.com/_yumi_shimizu

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