2022年4月8日号 Vol.418

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誰かを幸せにできるダンサーに

宮地 穂乃果
HONOKA MIYAJI
ダンサー

・出身:香川県

★キャリアのはじまり
きっかけは、父が広告で見つけたカルチャーダンスクラスでした。もともと「スキップ」ができないくらい運動音痴だったので、小学校に上がる前までに運動神経を良くしたいと思い始めました。内向的な性格だったため、恥ずかしい気持ちと、みんなと踊ることが楽しい気持ちが混在していたことを覚えています。そのうち、ダンスクラスの先生がサルサダンスをはじめたことから、私もサルサを習いはじめました。気がつけばアジアで初めての「サルサキッズダンサー」になっていました。

★サルサの魅力
「ペアダンス」と言っても多種多様ありますが、その中でもサルサは、音楽をより感じ、情熱的。さらに老若男女関係なく楽しめるダンスではないでしょうか。サルサはスペイン語で「ソース」という意味ですが、いろいろな素材、スパイスが混じり合ったソースのように、音楽もダンスも土地や時代によって変化し、その多様性がサルサの魅力だと思います。現在は、ペアダンスに留まらず、チームであったり女性のみ・男性のみのチーム、デュオなど、多くのパターンで踊られています。最大の醍醐味は、踊りを通し、相手のルーツや情が知れるところです。



★NYを選んだ理由
子どもの時から「NYスタイル」を踊っていたことから「本場で学びたい」と思っていましたが、決定的だった出来事は12歳の時でした。日本大会「ジャパン・サルサ・コングレス」に、ゲストダンサーとしてNYから来日したチーム「Baila Society」を観て、NYに強く憧れを持ちました。その8年後、憧れの「Baila Society」に加入し、ダンサーとして3年間活動。現在は「Cucala Dance Company」に所属し、様々なコングレスでのパフォーマンスとコンペティションに向けて体づくり、技術、表現力の向上を目的に、練習に取り組んでいます。

★目指すもの
私にしかできない表現を身に付け、誰かを少しでも幸せにできるダンサーになるのが目標です。将来は、世界中でパフォーマンスとワークショップができるパフォーマー兼インストラクターになりたい。

★今後の予定
出場予定としては、5月にペンシルベニア州で行われる「Escape to the Poconos」(Competition and Performance)、6月にトライステートで行われる「Tri-State Dance Festival」 (Competition and Performance)、9月にニューヨーク州で行われる「New York Salsa Congress」、10月にセントルイスで行われる「St.Louis International Salsa Bachata Congress」 (Performance)があります。また、毎週日曜日3pm〜4:30pmまで「Ktwon Studio」(38 W 32nd St # 404) で所属チームがレッスンを行なっています。

honoka@cucaladance.com
www.cucaladance.com
instagram.com/honokamiyaji

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