2019年10月4日号 Vol.359


[第21回]
スポーツの秋そのA ゴルフ肘って?



テニス肘(テニスエルボー)が肘の外側に障害が起こるのに対して、 肘の内側に痛み、障害が起こるのがゴルフ肘(ゴルフエルボー)です=写真@=。正式名称は「上腕骨内側上顆炎」。テニス肘と同じように、手首や肘を曲げたり、腕をひねったりする前腕部の筋肉に疲労が蓄積されると、筋肉と骨の間にある腱の部分(上腕骨内側上顆部)に過度な負担がかかり、細かい亀裂や炎症が起きます。

テニス肘同様にゴルフ肘も治りにくく、日常生活にも支障をきたします。ゴルフで無理なスイングを続け、ダフって(クラブで土を叩き、ボールにまともに当たらない)起きることが多いので、ゴルフ肘と言われます。筋肉は年をとってもトレーニングで鍛えられるのに対して、腱は鍛えるのに時間がかかる上に、年齢とともに老化が進むので、中高年の人にゴルフ肘が多いのが特徴です。

以下のことをした時に、肘の内側の出っ張った骨のあたり、手の方向1cmくらいに痛みが生じる場合は、ゴルフ肘です。@手を強く握った時、A肘の内側の出っ張った骨辺りを押した時、Bゴルフのスイングをした時、C腕を曲げたりひねったりした時。

痛みが起きたら、(1)P(rotect)保護、R(est)安静、I(ce)冷却、C(ompression)圧迫、E(levation)拳上げが基本です。(2)ストレッチ=写真A=片方の腕を前に伸ばし、手のひらを上にし、その指を反対の手で持ち、下の方に手首を曲げます。前腕の上を向いている方にストレッチを感じたら、30秒静止。3セット。(3)サポーター、テーピング。(4)スイングの改善(体幹、肩、肘、手首)と筋力トレーニング。(5)医師と相談した上で、炎症を抑えるためのステロイド注射、PRP療法(再生医療)。 by 城戸あきえ 理学療法士 (DPT)

E 53 Wellness Studio
211 E. 53rd St. TEL: 212-980-4211
http://e53wellnessnyc.com
健康道(指圧)TEL: 212-980-0088




Copyright (C) 2019 YOMITIME, A Division of Yomitime Inc. All rights reserved