2019年8月9日号 Vol.355


[第19回]
ウェルネス〜3つ目の健康〜



精神的な健康というのは、主観的なもので、幸福感は人それぞれに異なると思います。人生の目的意識や、他人との関係に対する自己認識には、人それぞれ違いがあるからです。共通して言えるのは、精神的に健康であれば、強い心理的ストレスや困難に直面したときに、うまく対処し、自己管理をすることができる、ということだと思います。

具体的には:
○自分の感情に気付いて表現できること:怒りに任せて暴力を振るわない
○状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること:苦情に対しての解決など
○他人や社会と建設的でよい関係を築けること
○人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること

こうした力を養う一つの方法として、「スピリチュアリティー」が関係してきます。ここでいう「スピリチュアリティー」とは、宗教観とはまた違う意味です。人の心の最も奥深くにある善良さ、美しさ、素朴さにあるパワーみたいなものであったり、自分より大きなものへの繋がりのようなものであったり。例えば、いわゆる"パワースポット"に行ってパワーをもらい、心をクリアにする人もいるでしょう。前回紹介したマインドフルネスも、心をクリアにする方法の一つです。

この「スピリチュアリティー」が生き方や生活の質を考える上で重要である、という観点から、様々な研究も行われているようです。一人一人がイキイキと自分らしく人生を送り、人生に幸福を見出して生きていけたら最高ですね。クオリティー・オブ・ライフ(QOL)というのは、生き方の質の尺度としての概念です。心と体の建設的な相互作用が生まれ、自身のWell-Beingを促進できたら、QOLも高くなると思います。

by 城戸あきえ 理学療法士 (DPT)

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