新たな安全対策講じて再開!
体験型パブリックアート「ベッセル」
ハドソン・ヤードに建つ体験型のパブリックアート「ベッセル(Vessel)」が10月21日(月)から再オープンした。

イギリス出身のデザイナー、トーマス・ヘザーウィックが設計した高さ150フィートの展望台「ベッセル」は、ハドソンヤード開発の中心として2019年3月15日にオープン。ハチの巣のような構造とモダンな外観が評判となり、すぐにNY観光名所のひとつとなった。
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ところが3人の投身自殺者が出たため2021年1月に閉鎖。安全対策を講じて同年5月に再開したものの、4人目の自殺者が出たことから再び閉鎖。最終的には地上階のみが入場可能となっていた。
今回のオープンでも最上階は閉鎖されたまま。一部のセクションには床から天井までスチールメッシュを設置し、飛び降り防止策を講じている。
ハドソン・ヤードを所有するリレイテッド・カンパニーズのジェフ・T・ブラウCEOは次のようにコメント。
「再開はいつなのか、チケットはどこで買えるかなど、毎日のように問い合わせがありました。閉鎖中もベッセルへの関心は薄れておらず、さらなる安全対策を立て実行。世界中から来場者を迎えられることをとても嬉しく思っています」
入場はチケット予約制。毎週木曜のみNY市在住者は入場無料(要チケット予約)。
Vessel
■会場:20 Hudson Yards
■一般$10〜 ※要予約・時間入場制
■毎週木曜・NY市居住者無料 ※要予約・時間入場制
■https://www.vesselnyc.com