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2025年、巳年の始まりは1月29日から
旧正月(ルナ・ニューイヤー)イベント6選
太陰暦の正月にあたる旧正月(春節)。アメリカでは一般的に「ルナ・ニューイヤー(Lunar New Year)」と呼ばれるが、中国に由来する風習であることから「チャイニーズ・ニューイヤー(Chinese New Year)」とも呼ばれている。2025年の旧正月は1月29日、この日から巳年が始まる。
ここではニューヨークで行われる旧正月関連イベントからいくつかを紹介したい。
1月17日(金)〜2月9日(日)ハドソンヤード

「ショップ・アット・ハドソンヤード」と「ニューヨーク中国文化センター」が提携、中国の伝統的なパフォーマンスやディスプレイなどで旧正月を祝う。1階、ディオール前には旧正月のシンボルとし「ゴールデン・ツリー」が設置、幸運、繁栄を祈念。ツリーの幹には今年の干支「蛇」のモチーフが折り込まれ、枝には縁起が良い幸運の赤い封筒が飾られている。
同センターに店舗を構えるレイバン、マークジェイコブス、サンデーズ・ネイルサロン、トリーバーチなど期間限定の特別オファーを用意。その他、188ドル以上の買い物でハドソンヤード特製の箸が1組、進呈される。
獅子舞とリボンダンスは、1月18日、1月25日、2月1日の午後3時と5時から。詳細はウェブサイトで。
2月1日(土)リンカーンセンター

中国のお祭りに欠かせない獅子舞は、英語で「ライオン・ダンス(Lion Dance)」と呼ばれ、邪気を祓い幸運と繁栄をもたらすとされる伝統的な神事であり芸能だ。一説に、獅子舞のルーツは古代インドとされ、中国から朝鮮半島、日本へ伝わったとされている。
リンカーンセンターの「デイヴィッド ・ゲフィン・ホール」で開催される無料の家族向けイベントでは、獅子舞を筆頭に、ストーリーテリング、DJ、ダンスなど、5時間に渡り多数のプログラムを企画。アート&クラフト・ステーションやフード・ベンダーもあり。獅子舞は午後2時から。その他詳細はウェブサイトで。
2月1日(土)シーポート
シーポート・ミュージアムが主催。獅子舞、中国書道のワークショップ、クラフト作りなど盛り沢山の内容で来場者を迎える。屋外で行われる獅子舞は12時と1時の2回(場所は96 South St)。中国書道は2時、3時、4時の3回、45分間のワークショップ(要事前予約)が行われる。会場のシーポートには、レストラン、バーやショップがオープン、一家揃って終日楽しめるイベントだ。
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2月8日(土)クイーンズ植物園

クイーンズ植物園でも、獅子舞、太極拳、カンフー、ストーリーテリングなどファミリー向けのイベントが開催。面を被ったパフォーマーが手や扇子で顔を隠した次の瞬間、その面が次々と変わる「変面(Face Changing)」パフォーマンスは必見だ。
2月11日(火)ニューヨーク・フィルのガラ・イベント

ニューヨーク・フィルハーモニックでは、中国系アメリカ人の慈善家、アンジェラ・チェン氏を称えるガラ・イベントを開催する。カクテルレセプションで始まりコンサート、ディナーと続く。
コンサート会場は、デイヴィッド ・ゲフィン・ホールの「ウー・ツァイ・シアター」。コンサートのみの参加も可能、チケットは$60ドルから。国境を超えた音楽の力を祝う。詳細はウェブサイトで。
2月16日(日)チャイナタウンでパレード

チャイナタウンで第27回「ルナ・ニューイヤー・パレード」が開催される。獅子舞の他にも、龍が玉を追いかける様子を表現した「竜舞」、伝統的な衣装をまとったパフォーマーなど、大勢の人々が通りを練り歩く。
パレードは午後1時にスタート、モット・ストリートとキャナル・ストリートを進行、サラ・D・ルーズベルト公園近くのグランド・ストリートが終点だ。毎年、数千人が訪れるため、良い場所で観たい場合は早めに到着がおすすめだ。
