メッツ「トモダチ・ナイト」
野球が繋ぐ日米交流
ニューヨーク・メッツは9月3日(火)に「トモダチ・ナイト」をメッツの本拠地シティフィールドで開催した。同イベントは昨年まで恒例行事となっていた「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」に変わり新たに企画されたもので、ニューヨーク日系人会(JAA)、NY日本人商工会議所(JCCI)、日本クラブ、全米日系人博物館(JANM)、ジャパン・ソサエティー(JS)、米日カウンシル(USJC)が共催。今回は日系コミュニティ団体のリーダーを讃える「Amazin’ Awards」が各団体に授与された。
試合は千賀滉大投手が所属するニューヨーク・メッツが、吉田正尚選手が所属するボストン・レッドソックスと対戦。多くの日本人野球ファンが詰めかけた。
午後6時40分プレゲーム・セレモニーがスタート。セレモニーにはゲーリー森脇JAA終身顧問、ジュリー・アズマJAA副会長、JCCIと日本クラブを代表して前田JCCI事務所長と影山日本クラブSRマネージャーが出席。加えて、米日カウンシルのスーザン・マッコーマックUSJC理事、キャサリン・バンナイJANM理事が参加した。
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注目の「始球式」では、ピッチャーに佐藤JAA会長=写真左=が、キャッチャーに佐藤会長の息子、佐藤浩央氏=写真右=がマウンドヘ登場。大勢が見守る中、佐藤会長は見事なストライクを決め、親子で大役を果たした。
最後に国歌が独唱。抽選に当選した日本人チケットホルダーらは、外野フェンス際のウォーニング・トラックでその様子を見守った。試合は、6連勝中の好調メッツがレッドソックスを相手に7対2で快勝。7連勝を飾った。