2026年の幕開け!
世界で最も有名なカウントダウンを大解剖
「ニューイヤーズ・イブ・カウントダウン」
2025年12月3日更新
1904年、ワン・タイムズスクエアのオーナーが、新年を迎えるための祝賀会を開催したのが始まり。以来、121年に渡って継続されている盛大な大晦日のパーティだ。ニューヨークを代表するイベントの準備は、12月上旬から始まり、12月31日にファイナルを迎える。ここでは一連の流れと、今年のカウントダウン・イベントを紹介しよう。
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・2026年カウントダウンの様子(NBC New York)
カウントダウン準備(1)「願い事の壁(Whishing Wall)」

タイムズスクエアに設置された「願い事の壁(Wishing Wall)」では、願い事を受け付けている。個人的な目標や、未来への夢、人生で初めて挑戦したいことなど、集まった「願い」は細かく断裁され、カウントダウンの時にタイムズスクエアに降り注ぐおよそ1トンを超える紙ふぶきに使用される。
現地まで来場できない人は、インターネットからメッセージ送信が可能で、日本語入力もOK。タイムズスクエアの「願い事の壁」は12月25日のみクローズ。今年の紙吹雪に「参加」したい場合は、12月28日午後8時までにオンライン送信を。それ以降に届く願い事は、2026年の年末に使用される。
インターネットなら世界中から願い事を送れます!
送信は以下のアドレスから日本語もOK!
https://www.timessquarenyc.org/events/nye-wishing-wall
カウントダウン準備(2)ディスプレイ・ライト「2026(2026 Numeral)」

2026年の到来を告げる恒例の数字ディスプレイが12月18日(木)、タイムズスクエアに登場。23日(火)午後7時までダフィー・スクエアに設置され、観光客や市民の目を楽しませた後、ワン・タイムズスクエアのビル頂上へと移動。その後、大晦日に開催されるカウントダウン・イベントで点灯され、新年の幕開けを華やかに演出する。昨年使用された電球は合計620個にのぼり、すべて省エネルギー型のLED電球を採用。環境への配慮ときらびやかな演出を両立させた年末恒例のシンボルだ。
2025年に使われた電球は、数字「2」が145個、「0」が164個、「5」が166個で合計620個。すべて省エネのLED電球♪
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カウントダウン準備(3)今年のニューイヤーズイブ・ボール「コンステレーション・ボール」は過去最大!

何百万人もの人々を楽しませる大晦日カウントダウンを象徴するニューイヤーズイブ・ボール。新しく制作された2026年のボールは、従来よりも大型。「コンステレーション・ボール(The Constellation Ball)」と名付けられ、光を美しく反射するためにカットされた高級装飾用クリスタル「ウォーターフォードクリスタル」が5280個使用されている。ボールの直径は12.5フィート(約3.8メートル)、重量は12,350ポンド(約5.6トン)に達し、LED照明技術も進化。今後は、毎年デザインを刷新し、その年にふさわしいテーマを反映させるという。
タイムズスクエア・アライアンス会長のトム・ハリス氏は、「タイムズスクエアのニューイヤーズイブ・ボールは、希望、団結、新しい始まりを象徴しています。100年以上にわたり、世界中の人々を集め、新年を祝う場を提供してきました」とコメント。
1907年に始まった「ボールドロップ・セレモニー」は、時代と共に進化。昨年までの「クリスタル・ボール」は1999年、新世紀を記念してデビュー。100周年を迎えた2007年にLED電球を導入、2023年に「蝶ネクタイ」をイメージした照明パターンに一新されたが、2024年を最後に引退した。2026年から一般公開される新しい没入型歴史体験「タイムズ・トラベル」の一部として展示される予定だ。
今年のボールは、ピンク、青、赤の光に輝きながら降下するそう
カウントダウン準備(4)「厄払いの日(Good Riddance Day)」

今年1年の失敗や忘れたいことなどを「厄払いの日(Good Riddance Day)」に消し去ろう!「苛立ったことにキッパリと別れを告げ、新しい年を迎えましょう!」とスタートしたタイムズスクエア恒例の無料イベントだ。
参加者は公式の「Good Riddance Dayチケット」に、過去1年で手放したい出来事や思い出を書き込み、それを自分で破り一部を処分することで「過去を手放す」というもの。イベントを通して記憶や出来事に別れを告げ、2026年への新たな一歩を踏み出す。参加希望者は、事前にウェブサイトから登録を。
「Good Riddance Day」は、新年を祝うために行われていたラテンアメリカの伝統(悪い思い出を象徴するモノを人形に詰め、燃やしていた)にヒントを得て始められたものだそう
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ニューイヤーズ・イブ・カウントダウン本番!

例年、アメリカ全土のみならず、世界中から100万人以上もの人がこのカウントダウンにやって来る。12月31日、カウントダウンの祝賀会は午後6時から、オフィシャル観覧エリアへの入場は午後3時から先着順(人数制限あり)。一帯がバリケードで厳重に封鎖されるため、早い人は昼前から並び始める。
観覧エリアへの入場口:6thおよび8th Avenueの45丁目、49丁目、52丁目、56丁目から
持ち込み禁止物品
・バックパック(Backpacks)
・大きなバッグ(Large bags)
・傘(Umbrellas)
・折りたたみ式の椅子(Lawn chairs or other folding chairs)
・ピクニック用毛布(Picnic blankets)
・大型クーラー(Large coolers)
・アルコール類(Alcohol)
・他人の視界を妨げる可能性のある大きな物品(Other large items that could obstruct someone’s view)
仮設トイレは無く、近隣ホテルやレストランなどでも、トイレのみの利用は許可していません。防寒に加えて大人用おむつなど「トイレ対策」を考えて参加しましょう
午後6時、「ニューイヤーズイブ・ボール」のライトアップから始まり、さまざまなパフォーマンスが披露される(12月23日現在、出演者未発表)。一帯がバリケードで厳重に封鎖され入退場できなくなるので、良い場所を確保するにはかなり早めに行くこと。
眺めが良いのはブロードウェイまたは7アベニューの43丁目から50丁目の間、7アベニュー沿いは59丁目まで
音響システムはブロードウェイと7アベニューが交差する「ボウタイ(Bowtie)」エリアに設置
カウントダウン直前、これまではジョン・レノンの「イマジン」が流れた後、NY市長が「ニューイヤーズイブ・ボール」の「始動ボタン」を押すと「60秒」のカウントダウンがスタート。「ニューイヤーズイブ・ボール」がキラキラと輝き、カウントダウンをリードしながら降下。新年を迎えた瞬間、「ハッピーニューイヤー!」の大歓声とともに、花火が打ち上げられ、大量の紙吹雪が空を覆いつくす。BGMに「蛍の光」が流れた後は、お決まりのフランク・シナトラ「ニューヨーク・ニューヨーク」の大合唱。「眠らない街で、私は再出発したい。新しい人生の出発だ」と歌うシナトラを聴き、歌いながら、新たな年を祝す。
アメリカ国内はテレビ放映、アメリカ国内外はオンラインのストリーミング配信が楽しめます
ストリーミング配信:https://www.timessquarenyc.org
アメリカ国内TV放送局:CNN、CBS、ABC、他