Advertisement
春を楽しむオーキッド・ショー
街と花が織りなす壮麗な空間
「ミスター・フラワー・ファンタスティックのコンクリートジャングル」
2026年2月6日号掲載|2
ニューヨーク植物園(NYBG)で2月7日(土)から4月26日(日)まで、毎年恒例のラン展覧会「オーキッド・ショー(The Orchid Show)」が行われる。今回は、都会の街並みと花を融合させる独創的なフラワー・アーティスト、ミスター・フラワー・ファンタスティック(Mr. Flower Fantastic、=MFF)=写真①=がディスプレイを担当。エニッド・A・ハウプト温室を舞台に、ニューヨークの街の風景を花で表現する壮麗なインスタレーション「コンクリート・ジャングル(Mr. Flower Fantastic’s Concrete Jungle)」を披露する。

MFFはクイーンズ出身、ニューヨークを拠点に活動するマルチメディア・アーティストで、ルイ・ヴィトンやアディダス、ネットフリックスとのコラボレーションなどでも知られている。普段は花粉アレルギーを避けるためマスクと手袋を着用し、匿名で活動しているが、これは「自分より花そのものの魅力を見てほしい」という思いからだという。
一方で、その独特な外観と匿名性が結果的にメディアやSNSで話題となり、ファッションやカルチャー業界などが注目。ブレイクしたのは、セレナ・ウィリアムズのために制作され、USオープン・テニス開催に合わせて披露されたナイキ「QUEEN」エアマックス97のフラワー彫刻で、この作品をきっかけにMFFの名は広く知られるようになった。
今回のNYBG展は、これまでブランドコラボなどで発表してきた単体のフラワーアートとは異なり、温室全体を利用した没入型の展示となる。



All photos © The New York Botanical Garden
会場では、デンドロビウム、シンビジウム、ファレノプシスなどの人気種に加え、希少なダーウィンスターオーキッドや、ユニークなスパイダーオーキッド、レディスリッパーオーキッドなども展示。NYBGの広報担当者は、「同展は、植物に詳しい人も、初めての人も楽しめる必見のイベントです。温室の中で花々を観賞するだけでなく、野生のランやNYBGが推進する世界規模の保護活動についても紹介しています」とコメント。熱帯の希少種からニューヨーク州に生育するランまで幅広い種類を通し、街と自然のつながりや、植物の多様性を紹介する。
Advertisement
オーキッド・ナイト
3月21日から 毎週土曜・午後7時
会期中の一部日程では、夜間イベント「オーキッド・ナイト」も開催される。入場は午後7時から、ラン展を鑑賞するには午後9時までに温室入場の列に並ぶ必要がある。参加は21歳以上で、昼間とは異なる雰囲気の温室を体験できるのが魅力。音楽やダンス、バーを楽しみながらラン展を鑑賞できる大人向けのプログラム。
The Orchid Show:Mr. Flower Fantastic’s Concrete Jungle
■2026年2月7日(土)~4月26日(日) 10am-5pm
■会場:The New York Botanical Garden
2900 Southern Blvd. Bronx
■一般$39、学生/シニア$35、
2-12歳$17、2歳未満無料
■https://www.nybg.org
Orchid Night
■2026年3月21日(土)から毎週土曜のみ 7pm-10pm
※温室への入館は9pmまでに列に並ぶこと
■$45〜(21歳以上)※日中の入園料は含まれない