多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ
第20回「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」展
多摩美術大学校友会ニューヨーククラブは「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」という題目のもと年次展覧会を開催、今年20周年を迎える。
故郷を離れ異国の地で暮らす作家達が、「日本」を意識することにより個々の内奥を見据え、世界のアートマーケットの中心「ニューヨーク」での研鑽がもたらした創造を発表。今回は副題に「Beyond Borders (境界を超えて) 」をすえ、作家の考える境界線を投影。近年、国境や文化的な枠組みをめぐる複雑な問題が世界中で注目を集める中、「境界」が持つ意味や影響について考察する。
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会場では、松尾明子の個展も同時開催。松尾は独自の視点から食虫植物というモチーフを探求し、それを通じて社会的ヒエラルキーに疑問を投げかける。参加者:松尾明子、雨宮ホザナ、白 録鉱、早川朋子、日吉哲哉、紅林愛子、李アロン、松窪英二、松村誠一、永野みき、ナカムラマギコ、小倉千恵、中里斉、太田美奈子、おざきとき、ポンタ、酒井 重良、シアカ章子、鈴木國男、立花もと子、渡辺啓子(順不同)。
●9月19日(木)〜10月2日(水)
●レセプション:9月19日(木)6-8pm
●Tenri Gallery:43A W. 13th St.
● 入場無料
●www.tenri.org