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大愚和尚が伝える「心の道」ワークショップ「大愚道場 in NY」

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2025年4月25日号掲載|10

現代を生きる日本人へ
大愚和尚が伝える「心の道」
ワークショップ「大愚道場 in NY」

愛知県小牧市の福厳寺31代住職・大愚(たいぐ)和尚=写真=による、仏教を体感で学ぶワークショップ「大愚道場」が5月17日(土)、ニューヨーク市チェルシー地区の会場で開催される。現在参加者を募っている。講演は日本語と英語。

大愚(たいぐ)和尚
福厳寺31代住職・大愚(たいぐ)和尚

「大愚道場」は、大愚和尚が日本全国を回って行っているもので、今回は「世界で挑戦する日本人へ」と題した初の海外ツアーとして、イギリスとアメリカを回る。ロンドンで2回、アメリカではニューヨークのほかオースティン、ロサンゼルス、サンフランシスコで開催する。

仏教に興味がある人、仏教を普段の生活に活かしたい人、人生の転期を迎えている人、日本人の誇りを胸に挑戦している人、悩みや苦しみを手放したい人、不安定な世の中を堂々と生きたい人、人や社会に貢献して生きたいと人――こうした人に向けたワークショップとなる。

当日は、仏の智慧を体感しながら学ぶワークを行う。「心と体の両面から自分自身を深く見つめることで、苦しみの本当の原因に気づくことができます」と大愚和尚。体を動かすので、動きやすい服装で参加することが勧められる。

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大愚和尚は、福厳寺の弟子として育ち、10歳で僧籍を取得するも、堅苦しいしきたりに反発して一度寺を飛び出している。32歳で起業し、その経験から社員教育は人間教育だと実感。40歳を目前に寺に戻ることを決意したという。

事業を後進に引き継ぐと、インドから日本に到る仏教伝道ルートをはじめ、世界23ヵ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。福厳寺31代住職に就任したのは2015年だ。

令和元年の2019年、仏教の本質に立ち返り「慈悲心、知恵、仏性を育むこと」を宗旨とする佛心宗を立ち上げ、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切った。

現在は、住職としての職務のほか、インターネット講座「佛心僧学院」や、今回の「大愚道場」の開催など、さまざまな切り口で仏教を伝える活動を行っている。

■5月17日(土)11:00am〜4:15pm
■会場:JAY Conferences
 159 W. 25th St. 2nd Fl.(bet. 6th & 7th Aves.)
■お布施:$100
■参加申し込み:オンライン
 https://busshin.mykajabi.com/offers/venx8jXF/checkout
★大愚和尚公式HP:https://taigu-gensho.com

大愚(たいぐ)和尚

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