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2025年6月13日掲載｜10
大愚和尚ワークショップで
「心の道」を世界へ伝える
愛知県小牧市の福厳寺31代住職・大愚(たいぐ)和尚=写真=による、仏教を体感で学ぶワークショップ「大愚道場」が5月17日、ニューヨーク市チェルシー地区の会場で開催、多くの参加者に「心の道」を説いた。「大愚道場」は、大愚和尚が日本全国で行っているもので、今回は「世界で挑戦する日本人へ」と題した海外ツアー。アメリカではこれまで西海岸が中心だったが、東部でも開催してほしいとの要望があったことからニューヨークでの開催へと繋がった。
日本国内だけでなく、海外でも説法を行う大愚和尚。「それぞれの国や地域では、その土地の文化や習慣がありますので、皆様の反応はまったく違います。日本人はもともと『仏教の教え』を感じる土壌があり、力を持っているのですが、やはり海外生活が長い方々は、その力が弱くなっているような気がしています。そんな時でも、今回のように仏教に触れることで、秘めた力が再び芽生えてきます」と説く。
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「これからも毎年、こちらにきたいと思っています。『仏教』というのはこの混乱の世の中で希望の光になるだろうと確信しているからです。仏教の教えというのはお釈迦様(人間)が説かれた人間のための教えであり、何かの神を信じることで救いを乞うのではありません。日々の自分の心や言葉、行いを整える知恵なのです。その教えが世界中に広まっていくことを願っております」と、大愚道場は終始にこやかに語った。
今後、春と秋の2回、ワークショップ開催を目指している。詳細・問い合わせは大愚和尚公式サイト(別記)まで。
■大愚和尚公式HP
https://taigu-gensho.com
