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10月、2つの彗星が同時出現!
生涯に一度の天体ショー
「スワン彗星」「レモン彗星」
2025年10月3日号掲載|3
10月、ニューヨークの夜空で二つの明るい彗星が観測できる可能性があるという。いずれも条件が良ければ肉眼でも見えると予想され、天体望遠鏡や双眼鏡を使えば彗星の尾や微細な構造まで観察できるそうだ。

一つは、今年9月11日、ウクライナのアマチュア天文家、ウラジミール・ベズグリ氏が、太陽に近い位置で発見した彗星C/2025 R2(SWAN)(以下スワン彗星)。ニューヨーク時間で10月20日(月)午後7時に地球に最接近、暗い空では肉眼でも観測できる明るさになる可能性がある。方角は西の空で、日没後から午後9時頃までの時間帯が観測に最適。接近に伴い観測条件はさらに良くなる見込みだ。
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もう一つは、今年1月3日、アリゾナ州のマウント・レモン・サーベイで発見された彗星C/2025 A6(Lemmon)(以下レモン彗星)。ニューヨーク時間で10月21日(火)午後7時に地球に最接近し、こちらも暗い空なら肉眼で確認できる可能性がある。方角は東の空で、22日(水)午前5時〜午前6時半頃が観測に適していると予想されている。
ただし、いずれの彗星も、明るさのピークは彗星の活動(ガス・塵の放出量や太陽光の反射など)によって左右されるため、観測に適した日時は、最接近日の前後に変わることがある。
天文学者によれば、スワン彗星が次回、地球に再接近するのは約2万2554年後、レモン彗星は約1155年後とのこと。現代の観測者にとって、生涯に一度の天体ショーだ。
彗星最接近日とニューヨークでの観測時間
★C/2025 R2(SWAN)
■最接近日:10月20日(月)7:00pm
■方角:西の空
■観測に適した時間帯(予測):10月20日(月)日没〜9:00pm
★C/2025 A6(Lemmon)
■最接近日:10月21日 (火)7:00pm
■方角:東の空
■観測に適した時間帯(予測):10月22日(水)5am-6:30am