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【獺祭ブルーが旨い店】ハドソン河畔のレストラン「シャドーズ」

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2025年2月14日号掲載|09

【獺祭ブルーが旨い店】
ハドソン河畔のレストラン
四季折々の景色と食を堪能
「シャドーズ・オン・ハドソン(Shadows On The Hudson)」

マンハッタンから車で北におよそ2時間、「シャドーズ・オン・ハドソン(Shadows On The Hudson)=以下シャドーズ」は、ニューヨーク州ポキプシー、ハドソン川の川岸に建つウォーターフロントのレストランだ。ミッドハドソン橋と優雅に流れるハドソン川の絶景が堪能できる。四季折々の風景と共にステーキが人気のカジュアル・レストランだ。

シャドーズ・オン・ハドソン
風光明媚な景色
シャドーズ・オン・ハドソンのテラス
風光明媚な景色

アペタイザーも多種あるが、ここは1日中オーダー可能の「ロー・バー(Raw Bar)」メニューから、生牡蠣、クラム、メイン産ロブスターなどシーフードを。メインのアントレは、ステーキを始めとした肉類がおすすめだ。「ランド(Land)」メニューには、フィレミニオン、リブアイ、ニューヨーク・ストリップ(サーロイン)などに加え、チキンとポークも取り揃えている。

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毎週日曜は、ブランチをサービス(10:30am〜3:00pm/入店は2時まで)。「ブレックファスト・バッフェ(8種類)」や「ランチ・バッフェ(9種類)」、肉類が楽しめる「カービング・ステーション」、クレープ、パスタ、デザートが「All you can eat(飲み物は別料金)」というライナップ。人気が高いため、予約を強く奨励している。

ステーキとシーフード
ジューシーなサーロイン・ステーキ(左)、シーフード類も豊富
ステーキとシーフード
ジューシーなサーロイン・ステーキ(左)、シーフード類も豊富

獺祭ブルーとの出会い

ワイン・スペクテイター誌が、卓越したワイン体験だけでなく優れたサービスを提供するレストランへ贈る「ベスト・オブ・エクセレンス賞」を、2023年に受賞した「シャドーズ」。ワインセレクションは400種類を超え、本格的なワイン愛好家が集う店としても知られている。

同店でワイン・ディレクターとして采配を振るうエンリケ・デュランさん。実は長年、日本酒のファンでもあったという。

エンリケ・デュランさん
ワイン・ディレクターのエンリケ・デュランさん
エンリケ・デュランさん
ワイン・ディレクターのエンリケ・デュランさん

「シャドーズ」と「獺祭ブルー」は、車でおよそ10分の距離。「獺祭ブルー」がオープンしたちょうどその頃、「シャドーズ」で扱うワインの選定やリスト作成に取り組み「Someting New (何か新しいもの)」を探していたエンリケさん。以前から気になっていた「獺祭ブルー」を試飲し、芳醇な香りと爽やかな口当たりに「これだ!」と購入を決意。「シャドーズ」は、ハドソンバレーで「獺祭ブルー」を取り扱う初のレストランとなった。それ以降、両店は互いをパートナーとして良好な関係を続けている。

「シャドーズ」では現在、「獺祭ブルー35」と「獺祭ブルー50」をサーブ。「スムーズな味わいの獺祭ブルーは、こってりとしたステーキにマッチする」とエンリケさんは太鼓判を押す。「今後はシーフードやパスタとのペアリングも薦めていきたい」と続けた。

ちなみに「シャドーズ」が建つポキプシー界隈や9号線沿いには、ニューヨークを代表する歴史的建造物が多数点在。「獺祭ブルー」と合わせて日帰り旅行にも最適だ。

シャドーズ・オン・ハドソン
Shadows On The Hudson

176 Rinaldi Boulevard, Poughkeepsie, NY
■Tel:845-486-9500
www.shadowsonthehudson.com

ステーキとシーフード

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