よみタイム|2024年9月20日号・Vol.478デジタル版 & バックナンバーはこちら

「サライカ・ムーブメント・コレクティブ」プライドマーチ参加

NYCプライドマーチ2024、日系パフォーマー集団が参加
“違い”が未来を創造する鍵
「サライカ・ムーブメント・コレクティブ」

LGBTQ+コミュニティーを祝う「NYCプライドマーチ2024」が6月30日(日)、市内マンハッタンで開催される。正午に五番街25丁目を出発し南下、8丁目で六番街に右折し、そこからクリストファーストリートへと練り歩く、恒例のルートだ。

サライカ・ムーブメント・コレクティブ
昨年の様子

昨年に引き続き、武島アイカとサラ・ピッチ率いる市内のコンテンポラリーダンスカンパニー「サライカ・ムーブメント・コレクティブ」が、約60人の多国籍ダンサーとミュージシャンによるパフォーマー集団を結成し、参加する。
「多くの人に見に来てほしい」と、武島は邦人コミュニティーに呼びかけている。

音楽ディレクターは、ブルックリンの多目的スペース「C5BK」オーナーTSUGUMI。ゲスト参加するのは、小野由里恵とグァンミンシン率いるウマミ・プレイグラウンド・ダンスカンパニー他多数のプロミュージシャン/ダンサーだ。

武島は、性的マイノリティー、被差別部落地区出身、低所得家庭、女性、そしてアメリカでは移民、有色人種と、社会から過小評価されがちな様々なマイノリティーコミュニティー出身である。10年前ニューヨークのプライドパレードを見て、自身の個性に自信を持ち始めることが出来たことが、このパレードに参加するきっかけになったという。

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「ダンサー&ミュージシャンとして、世界のLGBTQ+コミュニティーのためにできることを」という思いが込められたパフォーマンスを展開する。

武島は、「世界最大級のLGBTQ+パレードであるNYCプライドマーチは、『違い』が明るい未来を創造する鍵となることを表し、互いの違いを祝福し合える場です。このプライドマーチに参加することで、世界中の人々に、誰もが持つ強さと美しさを示します」と話している。

サライカ・ムーブメント・コレクティブ

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