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ロバート・フランク生誕100周年記念展「人生は踊り続ける」

生誕100周年記念展
キャリア60年、知られざる側面
ロバート・フランク「人生は踊り続ける」

ニューヨーク近代美術館(MoMA)で、9月15日(日)から2025年1月11日(土)まで、写真家で映画監督でもあったロバート・フランクをフィーチャーする展示「人生は踊り続ける:ロバート・フランクとの対話(Life Dances On: Robert Frank in Dialogue)」を開催。1924年、スイス生まれのフランク生誕100周年を記念する。

ロバート・フランク
Robert Frank. New York City, 7 Bleecker Street. September 1993. The Museum of Modern Art, New York.
Promised gift of Michael Jesselson. © 2024 The June Leaf and Robert Frank Foundation

タイトル「Life Dances On」は、フランクが1980年に発表した30分の同名フィルムから。家族や親しい友人を撮影した個人的かつ感情的な作品で、飛行機事故で亡くなった娘・アンドレア(19歳)と、友人で協力者のダニー・シーモアに捧げている。

展示は、1958年に発表された写真集「The Americans(アメリカ人)」から、2019年に死去するまでの60年間にフォーカス。MoMAの膨大なコレクションから選出された写真、フィルム、書籍、アーカイブ資料など200点以上を公開。媒体を通して試されたフランクの実験やコラボレーションなど、キャリアの中でもあまり知られていない側面を紹介する。

ロバート・フランク
フランクが監督したローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画「コックサッカー・ブルース」
Robert Frank. Cocksucker Blues. 1972. The June Leaf and Robert Frank Foundation. © 2024 The June Leaf and Robert Frank Foundation
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ロバート・フランクのスクラップブック映像

フランクは、戦後アメリカの「不和」を切り撮った写真家として知られていたことから、死後、初めて発見された映像作品もあり、鑑賞者を驚かせた。

「ロバート・フランクのスクラップブック映像(Robert Frank’s Scrapbook Footage)」では、倉庫にしまい込まれた1970年から2006年までの映像を使用し、新たに編集・制作した動画を公開。スクリーンに投影されるインスタレーションは、コミカルでメランコリックなフランクの芸術的プロセスに光を当てる。

Life Dances On:Robert Frank in Dialogue
■9月15日(日)〜2025年1月11日(土)
■会場:The Museum of Modern Art(MoMA)
 11 W. 53 St.
■大人$30、65歳以上$22、学生$17、16歳以下無料
■UNIQLO NYC Nights(入場無料・要予約)毎週金曜4:00pm〜8:00pm
https://www.moma.org

Robert Frank’s Scrapbook Footage
■9月15日(日)〜2025年3月(予定)
■会場:MoMA, Floor T2/T1

ロバート・フランク

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