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7月・8月にNY市で観測できる2つの流星群、光の天体ショー

7月・8月にNY市で観測できる2つの流星群
光の天体ショー
みずがめ座(デルタ)南流星群、ペルセウス座流星群

日食、マンハッタンヘンジなど、珍しい「天体ショー」が続くニューヨーク。7月と8月には、ニューヨーク市内でも2つの流星群(流れ星)が観測できる。

ペルセウス座流星群
バージニア州で撮影されたベルセウス座流星群 Photo Credit: (NASA/Bill Ingalls)

ひとつは、みずがめ座(デルタ)南流星群。この流星群は、太陽の周りを5年で回るマックホルツ彗星(96P)の残した宇宙塵が、地球の大気と衝突、燃え尽きることにより発生するもの。7月18日(木)に始まり8月21日(水)まで続く。ピークを迎える7月29日(月)と30日(火)には、1時間あたり20個の流星が秒速25マイルで夜空を走る。

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もうひとつは、ペルセウス座流星群で、太陽の周りを133年かけて回るスイフト・タットル彗星の宇宙塵。7月14日(日)に始まり、9月1日(日)に終わる。8月11日(日)・12日(月)のピーク時には、1時間あたり最大100個の流星が、秒速37マイルで夜空を翔る。

流星群を見る最良の方法は、夜空の下で仰向けになり、辛抱強く待つこと。暗闇に目が慣れるまで30分程かかるが、一度慣れてしまえば流星がより見えやすくなるという。

もうひとつ、この時期に肉眼で見えるのが「天の川」だ。都心では見えにくいが、特に7月下旬、空の端から端まで広がる美しい星の川を見ることができるだろう。

この夏は「見上げてごらん夜の星を」♪

ペルセウス座流星群

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