第10回年次展「ピース2024」
アートで考える平和
毎年8月に行われる年次平和展「PEACE 2024」が、8月1日(木)から27日(火)まで、マンハッタン金融街のインターナショナルセンターで開催される。

この「ピース展」は、人類の原爆投下の記憶を次世代に引き継ぎ、身近なアートを通して平和を考える草の根プロジェクトとして2010年に始まった。以来、ハリケーンやコロナ禍で開催できなかった年はあったが、今回で節目となる通算10回目を迎える。
参加アーティストは18人。ニューヨークから板東綾子、バシリーナ、古川レオナート文香、佳奈ヘンデル、平之内美穂、廣瀬公美、百田和子、故・飯塚国雄、ヒナ・キム、クリス・コーゼル、松田常葉、神舘美会子、エリザベス・P・パーセル、佐治宣子、竹田あけみ、イズ・ワタナベの16人。日本からはシアカ章子、横山弥生が参加する。

7月17日(水)から8月12日(月)まで、故・飯塚国雄の「ピカドン」展が長崎で開催されている。飯塚はニューヨークで半世紀以上、反戦・反核の創作活動を行ってきた。作品「ピカドン」(1983年)は、飯塚の没後に発見された水彩画10枚から成る絵巻本で、長崎での展示が初公開となる。
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- ■8月1日(木)〜27日(火)
■オープニングレセプション:
8月6日(火)5:00〜7:00pm
■会場:International Center of CCCS
80 Maiden Lane, 14th Fl.
■www.newintlcenter.org
■詳細:https://artspheres.org