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 よみタイムについて
 
 
よみタイムVol.143 2010年10月1日号掲載
ボリス・ゴドゥノフ
いつの時代にも通じるロシアの大河ドラマ

ムソルグスキーと言えば「展覧会の絵」というピアノ曲があまりにも有名だが、最後の「キエフの大門」のような教会のベルが豪快に鳴り響くイメージが更に不気味にボリスの心理描写と重なっていく。ゲルギエフがこの壮大なムソルグスキーの世界をカリスマな指揮で展開する。新演出ではルネ・パペがボリス役に挑み熱演が期待される。メット・デビューするはずだったベルリンの演出家のぺーター・シュタインが土壇場で降板する騒ぎがあり、後任にステファン・ワーズワースが決まり彼の意思を引き継いだ演出になりそう。プーシキンの戯曲を原作に実在の皇帝ボリス・ゴドゥノフ(1551〜1605年)のロシア史に基づき作曲された。
あらすじ
16世紀末のロシア。イヴァン雷帝の息子が病死し、本来皇帝になるはずだったディミトリーを暗殺して帝位についたボリス(B)に心の安らぎは無かった。この事実を知った修道僧グレゴリー(T)は死んだはずのディミトリーになりすましポーランドの軍隊を率いてモスクワに進撃する。ボリスは極度の恐怖と苦悩に陥り、錯乱しながら死んでしまう。
ボリス・ゴドゥノフ
BORIS GODUNOV (新演出)
ロシア語
■作曲:ムソルグスキー(1868〜72年作曲)
 4時間25分
■演出:S・ワーズワース
■指揮:V・ゲルギエフ、P・スメルコフ
■出演:ボリス/R・パペ、グリゴリー(偽のディミトリー)/A・アントネンコ、クセニア/E・セメンチュク他
■10月11日、15日、18日、23日(M)、25日、30日(M)、3月9日、12日(M)、17日