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国指定名勝に泊まれる唯一の宿「御花」
JAPANトラベルアワード2026でグランプリ受賞
“生きた文化財”に泊まる体験
2026年1月22日投稿
約400年の歴史を持ち、日本で唯一宿泊が可能な国指定名勝(庭園や景観など芸術的価値の高い場所として国が保護する文化財)として知られる料亭旅館「柳川藩主立花邸 御花(おはな)」(福岡県柳川市)が、国内最大級の観光表彰制度「JAPANトラベルアワード2026」で最高賞のグランプリを受賞した。
同アワードは「観光からより良い社会をつくる」を理念に掲げ、誰もが安心して旅を楽しめる観光地や体験を「感動地」として発掘・表彰するもの。2026年は全国から206件の応募が寄せられ、年々、その規模と注目度を高めている。

御花は、旧柳川藩主・立花家の邸宅を、現在もその子孫が守りながら運営する稀有な料亭旅館で、約7,000坪の敷地全体が国指定の名勝に指定されている。世代を超えて受け継がれてきた建築と庭園、立花家の歴史、家族の記憶を織り込んだ貴重な滞在を提供している。


今回の受賞では、「文化財」という制約の中にありながら、バリアフリー設計や多言語対応を進め、多世代・多文化の旅行者に開かれた宿づくりを実現している点が高く評価された。2025年の宿泊棟全面リニューアルでは、ユニバーサルルームや多世代向け客室を新設、年齢や国籍、身体的条件を問わず快適に滞在できる環境を整備している。
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また、創業家18代目のもと、スタッフが「家族」のように寄り添う温かなもてなしを大切にしている点も評価の対象となった。物語性のある料理や多言語ガイド、地域の工芸や文化体験との連携を通じ、日本文化の奥深さを体感できる滞在を提案している。


審査員からは「単なる歴史ある宿ではなく、時代を超えて続く物語を軸にした“生きた文化財”の滞在体験」「100年後にも文化財のある景色をつないでいくという明確な軸が、宿泊者だけでなく働く人々にも貫かれている」といった声が寄せられた。
歴史を守るだけでなく、未来へ開いていく文化財のあり方を体現する存在として、「御花」は日本の観光の新たなモデルケースとして注目を集めている。
柳川藩主立花邸 御花
■住所:〒832-0069 福岡県柳川市新外町1番地
■TEL 0120-336-092(代表)
■https://ohana.co.jp