Advertisement
夏のホコ天、5区で開催
NYC400周年記念で最大規模に
「サマー・ストリート」
2025年7月25日号掲載|2
ニューヨーク市の最も重要な公共空間「街路」を祝う無料イベント「NYCサマー・ストリート(NYC Summer Streets)」が今年も開催される。雨天決行(各区の日程は別記の通り)。車道から車を閉め出して歩行者天国にするという夏恒例の企画。今年は、ニューヨーク市誕生400周年を記念し、400ブロック以上、史上最長となる22マイル(約35キロ)=写真=の通りを歩行者に開放する。
車の往来がない街路では、ウォーキング、ランニング、サイクリング、スケートなどのアクティビティが楽しめる他、フィットネスやライブ音楽、パフォーマンスなど、様々な催しが企画されている。
ルート上、およそ1から1・5マイル毎に設置予定の休憩所「レスト・ストップ」では、フィットネスクラスやドッグパーク、アート&クラフトのワークショップ、NYCの公園や美しい建築をめぐるウォーキングツアーなどが無料で体験できる。予約も必要ない。また、コカコーラやSiggi’sヨーグルト、ALOHAプロテインバーなど、人気ブランドがブース出展を予定している。
Advertisement
★目玉は「マンハッタン・メガルート」
今年は、ブルックリン・ブリッジから、マンハッタン最北に位置するインウッドのダイクマンを繋ぐ「マンハッタン・メガルート」が登場する。ハーレムのアダム・クレイトン・パウエル・ジュニア・ブルバード周辺では、コミュニティプログラムやライブが開催予定だ。

★シティバイクの1日無料パス
シティバイク(Citi Bike)は当日限定で24時間無料パス(Day Pass)を提供する。利用はLyftアプリから、プロモーションコード(別記)が必要。ただし無料になるのは「クラシックバイク」のみで、「電動自転車(e‑bike)」は通常料金。注意したいのは24時間を通してレンタル無料というわけではなく、「30分ライドが24時間以内、何度でも無料となる」という点だ。イベント当日、長時間無料で利用したい場合は、必ず30分以内に一旦返却し再度レンタルする、という行為を繰り返す必要がある。30分を超えた場合やe‑bikeのレンタルは通常料金となる。

Advertisement
★マイボトル持参を奨励
今年もルート上に給水ポイントが登場する。複数の「レスト・ストップ」で、「美味しく安全なニューヨークの水」が無料で補給できるため、マイボトルを持参しよう。
歩いても走っても、子供も大人も楽しめる「サマー・ストリート」で、夏のNYCを満喫しよう。
2025 Summer Streets
■クイーンズ:7月26日(土)
Vernon Boulevard bet. 44 Drive & 30 Road
■スタッテンアイランド:7月26日(土)
Forest Ave. bet. Elizabeth St. & Bard Ave.
■マンハッタン:8月2日(土)・9日(土)・16日(土)
Brooklyn Bridge to Broadway & Dyckman St.
■ブルックリン:8月23日(土)
Eastern Parkway bet. Grand Army Plaza & Buffalo Ave.
■ブロンクス:8月23日(土)
Grand Concourse bet. E. Tremont Ave. & Mosholu Parkway
■開催時間:7:00am〜3:00pm
■https://www.nyc.gov/html/dot/html/pedestrians/summerstreets.shtml