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全米で3回目の「ノー・キングス・デー」デモを予定
主催者は900万人動員目標
3月28日(土)
2026年2月18日投稿
抗議運動「ノー・キングス(No Kings)」の主催団体は、3回目となる全国一斉デモ「ノー・キングス・デー(王はいらない)」を3月28日に開催すると発表。主催者は、これまでを上回る規模の参加を見込んでいる。

抗議を調整する団体の一つ「Indivisible」の共同創設者エズラ・レヴィン氏は、今回のデモについて「アメリカのコミュニティを恐怖に陥れている秘密警察のような存在への抗議だ」とし、「私たちの目標は、アメリカの民主主義を守り、コミュニティと、この政権によって脅威にさらされている人々を守ること」だと説明している。
デモは全米各地で行われ、中心イベントはミネソタ州ツインシティーズ(ミネアポリスおよびセントポール)で開催される予定。同州では移民当局による取り締まり強化の中で、レネー・グッド氏が移民担当官に射殺され、さらにその近隣でアレックス・プレッティ氏が国境警備隊員により死亡する事案が発生している。レヴィン氏は、これらの状況を「悲劇的で恐ろしい」と述べている。
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「ノー・キングス」は、2025年夏に始まった抗議運動で、主催者がトランプ大統領による権威主義の高まりとみなす動きに対抗する形で立ち上げられた。これまでに、2025年4月の「Hands Off」集会に約300万人、同年6月の初回「ノー・キングス」デモに約500万人、10月の第2回「ノー・キングス」デモに約700万人が参加したという。主催者は第3回のデモで、約900万人の動員を目標に掲げている。
この抗議運動には「Indivisible」のほか、50501(「50州で50の抗議、1つの運動」を意味する)、労働組合、米国自由人権協会(ACLU)などの法律団体、Movement for Black Livesなどの市民団体が参加。主催者側は「安全と非暴力」を重視しており、緊張緩和の訓練や、非暴力的な記録手法に関するオンライン研修を実施。前回のデモでは数千人のボランティア・マーシャルを訓練し、主要都市で逮捕者は報告されなかったとしている。
その一方で、レヴィン氏は「参加にリスクがないとは言えない」とも強調。「この政権の振る舞いを見れば、不安を抱くのは当然だ。憲法上の権利を行使する場にさえ、リスクが伴う可能性がある。2026年のアメリカでこうした状況を語らねばならないこと自体が、事態の深刻さを物語っている」
No Kings オフィシャルサイト
■https://www.nokings.org