Advertisement
2025年3月14日号掲載|10
全国県人会で作る合同県人会
情報&意見交換会開催
日本全国の県人会代表および会員で作る合同県人会が2月28日、日系人会館で情報&意見交換会「2025新年会」を開催した。合同県人会は、日系人同士の繋がりが希薄になりつつあることを鑑み、都道府県の枠を超え年に数回、懇談会を開催。情報を共有し、各県人会の活動について意見交換を行っている。長崎県人会の木下信義会長と青森県人会の松浦玲子会長が幹事を務め、今回は21県人会の代表、会員が参加した。

「2025新年会」では、年々日系人の数が減少する中で、いかにして繋がりの強化を図るか、県人会の存在を認知させるかなどの最懸案事項について意見を交換。加えて、5月10日(土)に開催される「ジャパン・パレード」、8月の最終土曜日に開催予定のジャパンビレッジ主催「夏祭り」への参加について話し合った。
Advertisement
各県人会ではそれぞれの地元企業のニューヨーク進出をサポート。個人においても移住後の生活が円滑かつ有意義なものになるよう、県人会同士での情報共有に努めてきた。今後もこれまで通り継続することを確認した。
最後に木下・松浦、両幹事は、「今までとは違うアングルで県人会の在り方を模索。同会を魅力的な会に成長させ、ニューヨークの経済活性化、日系人の連帯強化を図っていきたい」と抱負を述べた。