NY近郊ゴルフ場ガイド
ウエスト・ソーホーのハドソンストリートに、9月29日フレンチ・ジャパニーズ・レストラン「アーキペラーゴ」がオープンした。 日本人にはピンと来ない店の名前の意味は「群島」。レストランのオーナーが海好きで、エーゲ海のイメージと日本列島のイメージを重ねたことに由来するという。 ハイセンスなデザインとガラス窓越しの光を柔らかく取り込んだ明るい店内には、カウンターで食事もとれる14席の大きめのバーと80人は収容できるテーブル席がゆったりとしたスペースに収まり、落ち着いた雰囲気の中でシェフ自慢の料理が味わえる。 チーフシェフの逢坂壽修(おうさか・ひさのぶ)氏=写真=はこれまで、アイアンシェフでお馴染みのレストラン「モリモト」でオーナーシェフの森本氏の片腕として「おまかせ」料理などを担当してきた実力派シェフ。京都の名門「辻調理学校」でフレンチ料理を学び、23歳にして名古屋のフレンチ・レストランのエクゼクティブ・シェフに。その後、97年にニューオーリーンズ日本国総領事館の専属シェフとして渡米、さらにニューオーリーンズ市内でオーナーシェフとして腕を磨いた後、モリモトで副シェフとして活躍していた。 値段は、前菜が10ドル〜18ドル、メインディッシュが20ドル〜30ドル、さらにユニークなサードコース・メニューはめん類またはライスのチョイスの「ショクジ」(10ドル)。デザートは10ドル〜15ドルとリーゾナブルな値段となっている。開店以来連日大入りが続いていて、グルメが集まるダウンタウンの新たなホットスポットとして脚光を浴びそうだ。 パーティー会場としても利用できる。(塩)