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ブドウの栽培に適さない気候のベルギーでは、ビールの生産が盛ん。120を超える醸造所があり、種類は800にも及ぶ。国土面積は日本の10分の1以下ながら、世界的なビール王国だ。 「BXL」は100種類以上のビールを揃えるベルギー料理のレストラン。首都ブリュッセルのフランス語表記「Bruxelles」を短縮した「BXL」がそのまま店名になっている。 ベルギー料理は、フランス料理と似た「ワロン料理」と、フランス料理を基礎に独自の発展を遂げた「フランドル料理」に大きく分類される。フリッツ(フライドポテト)やマッシュポテトといったジャガイモの付け合わせも多く、また豊富な種類のビールを、煮込み料理に使用することが特徴と言えるだろう。 ベルギーは北海に面しているため魚介類も豊富で、ムール貝が名物。「BXL」でも人気メニューで、7種類のソースの中から好みをオーダーできる。 「クロケット・オー・トリュフ」は言わばコロッケ。クリーミーでマッシュルームとチーズが入ったブリュッセルの名物。 「カルボナード(carbonnades)」もベルギーを代表する料理の一つ。牛肉をビールで煮込んだもので、同店の「カルボナード・フラマンデス」は角切りのサーロインをブラウン・エールでじっくりと煮込んだもの。甘みの中に、ほのかな酸味がアクセントになっている。 付け合わせにはもちろんポテト。皿から落ちそうなほど、ボリュームたっぷりの一品だ。 食後のデザートは、やっぱりゴーフル(ワッフル)。ゴーフルにはスタイルがいくつかあるが、「BXL」は四角くやわらかいブリュッセル風。アイスクリームとの相性が抜群だ。 夕方は会社帰りの客で賑わう同店、夏は冷えた生ビールが最高! ベルギービールで乾杯。