NY近郊ゴルフ場ガイド
イースト53丁目にある「寿海」は、和食の職人でもありフレンチのシェフでもあるオーナーの渡辺博文氏が、今月オープンしたばかりのレストラン。メニューには和食とフレンチが並んでいるが、フュージョンではなくそれぞれ独立しているのが特徴だ。オーナーの実家が営む飲食店の名がそのまま同店の店名となっている。 店内に入ると左側にカウンターが10席、テーブルは全部で22席。無駄を省いたシンプルな内装に、柔らかい照明が落ち着いた雰囲気を演出している。ホールを担当するのが、郁代オーナー夫人。フランスに在住したことがあり、ソムリエの資格を保持し、利き酒師でもある。ホームメイドのデザートも夫人が担当し、数あるレパートリーの中から定期的に3、4種類をサーブしている。 ランチは、ばらちらしが12ドル、和州牛のフィレステーキ、すき焼きがともに15ドル。焼き魚は12ドル。数量限定の松花堂弁当(18ドル)はサーモンマリネのサラダ、フィレステーキ(ハーフポーション)、焼き魚、にぎり寿司5貫という豪華な組み合わせ。全てみそ汁、サラダ、デザートが付いてくる。 ディナーメニューでおすすめしたいのがコース料理だ。2種類ありどちらも先付けからデザートまで8品のフルコース。その日に入荷した新鮮な魚が寿司や刺身として、和州牛もさまざまなチョイスがあるお値打ちコースとなる。 その他、スープ、サラダ、アペタイザーに加え、にぎり寿司を含むシーフードや肉料理などのアラカルト・メニューも豊富。 「寿海」は、ソムリエが選ぶワイン、和食、フレンチが一度に楽しめるおすすめレストランだ。