2020年3月6日号 Vol.369

地下鉄アート

駅 Prince St (Manhattan)

ジャネット・ツヴァイク & エドワード・デル・ロザリオ「キャリー・オン(継続)」
JANET ZWEIG AND EDWARD DEL ROSARIO: Carrying On, 2004


All photos by YOMITIME





ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ジャネット・ツヴァイクとエドワード・デル・ロザリオのコラボ作品「キャリー・オン(継続)」。タイル面に施された帯状の装飾(フリーズ)は、194人のシルエットで構成。全ての人々が、それぞれ「モノ」を持ち歩いている様子が見てとれる。街中を歩いて撮影した2000人以上のニューヨーカーの中から、最も「刺激的な人物」が選ばれた。アーティスト・ステイトメントで、「ニューヨーカーを観察していると、ほとんどの人が常に何かを、時には巨大で風変わりなモノを運んでいることに気がつきました。9.11同時多発テロという悲劇の後でも、私たちは以前と同様、人生を継続する必要があります。活気に溢れるニューヨーカーたちは実際に『キャリー・オン(継続)』しています!」と述べている。ニューヨーカーの「多様性」「力強さ」「個性」を称えた作品。


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