2018年8月24日号 Vol.332

日本映画にみる日本(2)

ジャパン・ソサエティー(JS)夏の恒例日本映画祭、第12回「ジャパン・カッツ!」が、7月19日(木)から29日(日)まで開催された。話題の最新長編作品から、注目のインディーズ作品、ドキュメンタリー、実験映像など、長編28本と短編9本を上映。同映画祭にあわせてニューヨークを訪問した監督、プロデューサー、俳優は総勢21人と過去最多。制作秘話や作品にかける思いなど、それぞれ15分、駆け足で話を聞いた。(取材協力:ジャパン・ソサエティー)


子供たちの世界が広がっていく…
そういうところも描きたかった

藤元明緒
來河侑希


映画の家族と、実際の彼らの状況は違いますが、滞在ビザや言葉、子供の教育など、周囲で起きている問題は同じです。 自らが普段、感じていることが (続きを読む)


映画制作からは逃げられない
戸惑うならやった方がいい

小田香


一つ一つプロジェクトによって、何を伝えたいかとか、映画を作るのか、必要性みたいなものって違うんですけど、処女作以来、うまいこと自分の中で(続きを読む)


 

「絵」と「音」の力
人間にはそれを感じ取れる能力がある

吉開菜央


私が「感じたモノ」を撮影した映像を、観ている人にも「感じて」欲しい、「内部で体験」して欲しいと思います。客観的に観賞するだけでなく(続きを読む)


「マイノリティ」とは自分の意に反し
他人が勝手につけるレッテル

戸田ひかる


日本ではマイノリティが、多様性という点で見えない部分になっています。見て見ぬふりなのだと思いますが、そういう意味でも(続きを読む)


考えるのはソコソコにして
なんでもかんでもやってみる

山中瑶子


撮りたいなと思っていたシーンは、あみこが東京に行ってからの自由奔放な部分です。実は東京シーン、ノープランでやったんです(続きを読む)


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