恐怖と言う名の絶望…「エイリアン：ロムルス」

Alien: Romulus
エイリアン：ロムルス

「エイリアン」シリーズ7作目。設定は1979年と86年公開作のちょうど中間に位置する。シリーズで最も印象に残るのは、やはり一作目のエイリアンが人間の体内に入り、胸のあたりから外に突き破るシーンだろう。その気味の悪さを再び呼び戻すのが本作。希望を失った若者たちが廃墟と化した宇宙ステーション目掛けて宝探しの旅に出る。むろん地球外生命体の存在リスクは承知しているが、それにもまさってあらたなる発見に大きな期待を持っていた。しかし、ステーション到着間もなく彼らを襲う不可解な生き物に遭遇する。