夏本番！多目的リゾート「マウンテン・クリーク・リゾート」

ニュージャージーの多目的リゾート施設
「マウンテン・クリーク・リゾート」

マンハッタンから車で約2時間、ニュージャージー州のバーノン・タウンシップに位置する「マウンテン・クリーク・リゾート」は、スキー、ゴルフ、バイク、ウォーターパークなど、一年を通して様々なアクティビティが楽しめる多目的リゾート施設。2021年から「キャッシュレス」で、現金での支払い不可。レッド・テイル・ロッジのロビーには500ドルまでの現金をVisaプリペイドカードに交換できるATMが設置されている。入場券は事前にオンラインで購入するのが無難だ。

スリル満点!「ウォーターパーク」

夏限定の「ウォーターパーク」は、市内の公共プールとは大違いで22種類のアトラクションはスリル満点。

各アトラクションには遊園地の乗り物同様「身長制限」があり、それぞれ「スリル・レベル」が設定されている。コースを滑り降りる様々な「チューブライド」は「Moderate(中程度)」=写真①=だが、地上100フィートから滑り落ちる世界で最も高いスライダー「ゼロG(無重力)」や、崖からプールに飛び降りる「キャニオン・クリフ・ジャンプ」は「Extreme(極限)」だ。身長48インチ(122センチ)以下の子どもが楽しめる「Easy(初級)」レベルは5ヵ所のみ。アトラクションによっては、ライフジャケットやヘルメット着用義務があり、係員の指示に従うこと。

1日パス所持者は、山腹を走る「アルパイン・マウンテン・コースター」(身長38インチ以上)と、バーノン・ピークの山頂まで行く「スカイ・ライド」の乗車が無料。

最後にひとつ怖い話を。「ウォーターパーク」の前身、「アクション・パーク」は人気の施設だったが、当時は安全基準が緩く、多数の怪我人が出た上に6人が死亡、1997年に閉鎖となった。その後オーナーが代わり、大規模に改修。現在は厳しい安全基準が導入され、80年代のような危険はないとしている。

初心者もOK !「バイク・パーク」

北米で常に「ベスト・バイク・パーク」のひとつに選ばれる優良バイク・トレイル=写真②=。マウンテンバイク初心者を対象にしたレッスンだけでなく、バイクのチューニングや販売まで、すべてのライダーに安全で居心地の良い環境を提供する。別料金でレンタルバイク(ヘルメット、膝・肘パッド付き)もあるが需要が高く、24時間前までにオンラインでの予約を奨励している。

現在、毎週木曜に、友人と楽しむことを目的にした「ナイト・レース・リーグ」が開催。参加は無料で、15歳以下、女性、アマ、エキスパートなど、レベルに応じたレースに参加できる。

2時間のガイド付き「ジップ・ツアー」

コース周辺をトレッキングしながらマウンテン・クリークを散策。ゴンドラに乗って到着するバーノン・ピークの山頂では、雄大なパノラマ・ビューが広がる。その後、湖の上空に吊り下げられたジップライン(200フィートから1500フィート)=写真③=での滑空は爽快!

参加条件は、身長48インチ(122センチ)以上、体重60〜270ポンド(27〜122キロ)まで。大自然の中で体験できるスリル満点のアトラクション。

1日で遊び足りない人は、バーノン・ピークのふもとに立つ「アパラチア・アット・マウンテン・クリーク」へ。ホットタブやサウナも利用できるコンドミニアム・ホテルで、アメニティには「山の風景」が含まれている。