マシュー・ビトン初のニューヨーク展
写真で辿る自らの詩的な旅
「パリ・ブルース:数十年にわたる瞬間と反映」
写真家でアートディレクター、デザイナーのマシュー・ビトン(Mathieu Bitton)によるニューヨーク初個展「パリ・ブルース:数十年にわたる瞬間と反映(Paris Blues: Decades of Moments and Reflections)」が12月30日(月)まで開催中だ。
プロからアマまで世界中の写真家に愛用されるカメラ・ブランド「ライカ」が主催、会場はマンハッタンのミートパッキング地区にある「ライカ・ギャラリー・ニューヨーク」。
風景、ポートレート、ドキュメンタリーなど様々なジャンルの撮影を行ってきたビトンは、グラミー賞を2度受賞。ライカ・カメラのアンバサダーであり、俳優でコメディアンのデイヴ・シャペル、ミュージシャンのレニー・クラヴィッツなどの公式カメラマンとしても知られている。
本展では、パリ生まれのビトンが、過去数十年に故郷で撮影した作品群を紹介。ビトンが育った建物、街のクレープ屋など、自身の幼少期を懐かしむ気持ちがレンズを通して表現されている。
加えて、前述の2人を筆頭に、ミック・ジャガー、ブルーノ・マーズ、ジェイ・Zなど、有名人のポートレートや舞台裏を撮影した作品なども展示されている。
今年1月、ロサンゼルスのライカ・ギャラリーで行われた同展のオープニング・ガラには、クラヴィッツとシャペルの他、俳優のジェイソン・モモア、コメディアンのクリス・ロック、音楽プロデューサー兼作詞家のジミー・ジャムなど、スターが勢ぞろい。入場するため2時間待ちの列ができたという。
本展についてビトンは次のように述べている。「『パリ・ブルース』は、私の懐かしい過去、現在、そして未来への詩的な迷宮を進む旅なのです」
Mathieu Bitton
Paris Blues: Decades of Moments and Reflections
■11月7日(木)〜12月30日(月)
■会場:Leica Store & Gallery New York
406 W. 13th St.
■https://leicacamerausa.com/leica-store-new-york-meatpacking