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アート・スチューデンツ・リーグのコレクション展
野田氏のリトグラフとシルクスクリーン作品を紹介
2026年3月12日投稿
アート・スチューデンツ・リーグ(Art Students League of New York、以下ASL)で開催されている「Abstract on Paper」展(2月18日〜5月24日まで)に、アーティスト・野田正明氏の作品2点が展示されている。会場はASL3階のカフェ・ギャラリー。


ASLは2025年に創立150周年を迎えた。これまでにジャクソン・ポロック、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョージア・オキーフ、ジェイムズ・ローゼンクイスト、日本からは高村光太郎、国吉康雄らが在籍したことで知られる。
本展は、ASLが過去75年間に収集してきたコレクションから10点を選出。野田氏の作品として、1978年制作のリトグラフ「Untitled」と、2001年制作のシルクスクリーン「Echo(エコー)」が紹介。野田氏が在学中に制作したリトグラフは、現在も教材として使用されている。
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野田氏は1977年にASLへ留学、リトグラフをマイケル・ペレティエリ、エッチングをマイケル・ポンス・デ・レオンに学んだ。翌年、エリザベス・カースティアーズ奨学金を得て、1981年まで在籍。当時のASLにはシルクスクリーンのクラスがなかったため、チャイナタウンのロフトで制作を行っていたという。
1979年には第31回ボストン全米版画展で「買い上げ賞」を受賞。ニューヨーク主要美術館(メトロポリタン、ホイットニー、ブルックリン、グッゲンハイム、MoMA)の推薦を受け、1982年にアーティストとして永住権を獲得。またSAGA(Society of American Graphic Artists/アメリカ版画作家協会)では委員、副会長を務め、2017年には同協会の栄誉賞をアジア人アーティストとして初めて受賞した。
Abstract on Paper
■2026年2月18日(水)~5月24日(日)
■会場:Art Students League of New York
215 W 57th St., New York
■https://www.artstudentsleague.org/exhibitions/abstraction-on-paper