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八木ジン&MABOの二人展は「空」をテーマに異なる技法で

八木ジン&MABOの二人展
「空」をテーマに異なる技法で

八木ジン、MABO(石川雅與=まさとも)による初の二人展「KUU(空)Moments of Circularity」が、ブルックリンの画廊IWギャラリーで9月26日(木)から始まり、10月24日(木)まで開催されている。

八木ジン、MABO
八木ジン(左)とMAB(Photo courtesy by artist)

八木はアーティスト/フォトグラファー、MABOは金属アーティスト。いずれも作家として20年以上のキャリアを持つ。

今回の二人展は、それぞれに異なる技法や素材を用いながら、双方がそれぞれに、人生の最も深遠な瞬間を支配する力として共通テーマ「KUU(空)」を探求。相互に補完し合い、全てを結びつける作品群に仕上げている。

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八木は、ロンドンのミドルセックス大学院で芸術修士号を取得。今年でちょうど活動20年目となり、今回はニューヨークでの初展覧会となる。写真や絵画、ミックスメディア、さまざまな手法から制作し、生まれた断片を切り出し、生死の循環や人生の一瞬を表現する。

母・八木マリヨは、イサムノグチに師事した現代アーティストで、妹・八木夕菜は、金沢21世紀美術館に作品が所蔵されている現代美術家。高祖父の松阪青渓は、朝日新聞の美術記者や高島屋美術部のキュレーターを務めたという芸術一家に育った。

一方のMABOは、東京テクニカルカレッジ(インテリア科)卒。銅、真鍮を主素材とし、伝統的技法や特殊技術を使い作品を制作している。2019年には京都景観賞「優良意匠屋外広告物」に認定され、20年には金属特殊加工意匠権を取得している。

■10月24日(木)まで
■会場:The IW Gallery, COPE NYC(Pfizerビル1階):630 Flushing Ave. Brooklyn
www.theiwgallery.com

八木ジン、MABO

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