小錦迎え、ウェルカムパーティー
外国人に受け入れ易い日本文化
相撲協会に16年間在籍した元大関の小錦=写真=がホスト役を務める新しいエンタメ「スモー+スシ(Sumo + Sushi)」がニューヨークで6月、5公演を開催した。同地に滞在中だった小錦を、実業家の青木恵子氏が自宅に招きウエルカムパーティーを開いた。
今回、3度目のニューヨーク公演となった「スモー+スシ」。イベントではホスト役の小錦が、相撲についてや、決まり手について解説。また、相撲の禁じ手を面白く紹介したショー「初っ切り(しょっきり)」が披露され会場は大盛り上がり。今回も大好評のうちにニューヨーク公演は終了。続いてワシントンDC、ナッシュビル、シカゴなど、アメリカ各地を巡る。
[ADVERTISEMENT]
小錦は現在、相撲ツアーを通して日本の伝統文化を外国人にわかりやすく伝えるほか、ボランティア活動も精力的に実行。また、自身のブランドを設立し、アパレルも販売している。
昨今、日本では伝統文化を継承する若者が少なくなり、興味すらないと思われがちだが、「そんなことはない。若い世代も自身の固有文化に誇りを持っているよ」と小錦。
「外国人にとって日本文化は受け入れやすいと思うし、逆に外国人を快く受け入れてくれる文化だと思う」と力説する。日本に帰化し、「小錦八十吉(こにしきやそきち)」と改名、日本人以上に日本を愛しているようだ。
- Sumo + Sushi
- https://www.sumoandsushi.com