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ニューヨーク市が熱狂、ニックス悲願の優勝へ期待高まる
大統領の観戦表明でMSG周辺は厳戒態勢へ
2026年6月5日投稿
ニューヨーク・ニックスが27年ぶりとなるNBAファイナルに進出、ニューヨーク市が熱気に包まれている。最後の優勝(1973年)から実に53年。今回のファイナル進出は、ニューヨークの街にとって「半世紀分の飢え」を満たすための歴史的な戦いだ。
現在行われているNBAファイナルでは、ニックスが6月3日の第1戦でサンアントニオ・スパーズを105対95で下し、対戦成績を1勝0敗とした。第2戦は6月5日(金)午後8時30分(米国東部時間)から、テキサス州サンアントニオのフロストバンク・センターで開催される。
NBAファイナル第1戦ハイライト
その後、対戦はニックスの本拠地ニューヨークへ移り、第3戦は6月8日(月)午後8時30分から、第4戦は6月10日(水)午後8時30分から、いずれもマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。
ホームでのチケット価格は異例の高騰を見せている。公式の2次流通(転売)市場によれば、第3戦の平均チケット価格は$5,137で、最も安い席でも約$4,000〜$5,100。コートサイド席では2席で$279,804という取引例もある。サンアントニオでのアウェイ戦(第2戦など)の最安値が$800以下であるのに対し、ニューヨーク開催分は5倍以上。ファンの財布にもファイナル級の戦いを強いているようだ。
第2戦に合わせてニューヨークでは公式ウォッチパーティーも開催。MSGアリーナ内で行われる公式パブリックビューイングは完売となったほか、セントラルパークのサマーステージでは無料の屋外観戦イベントが実施される。事前登録枠は満員だが、当日は先着順で入場できる枠が設けられる予定。
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トランプ大統領観戦で大混乱に
第3戦をめぐっては、トランプ大統領が来場する意向を明らかにしたことで大きな話題となっている。長年の友人関係にあるニックスのオーナー、ジェームズ・ドーラン氏からの招待によるもので、大統領は記者団に対し「招待されたから行く。そこに私はいる」と述べ、第3戦、あるいは第3戦と第4戦の両方を観戦する可能性に言及した。
大統領が来場を表明したことで、MSG周辺では大規模な警備体制が敷かれる見込みだ。昨年9月の全米オープンテニス男子シングルス決勝では、トランプ氏の来場に伴い厳重な警備が実施され、入場待ちの列は1時間半から2時間以上。一部の観客は試合開始に間に合わず、主催者は開始時間を約30分遅らせる対応を余儀なくされた。
今回も前回同様またはそれ以上の警備強化が予想されており、MSGの地下にあるペン・ステーション周辺は「厳戒態勢の要塞」となるとの見方も出ている。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は来場を歓迎する姿勢を示している一方で、地元ファンの間では賛否両論だ。一部のファンや活動家からは、大統領来場による大規模警備で試合観戦に支障が出ることを懸念する声に加え、「大ブーイングが起きるだろう」との予想も。また、高額なチケットを購入したにもかかわらず、警備の影響で長時間待たされることへの不満も聞かれる。
ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏も第3戦への来場を予定しており、「(トランプ氏とは)スタジアムの全く異なるセクションに座る」とコメント。歓迎ムードと反発の声が入り交じる中、試合以外の部分でも大きな注目を集めている。
27年ぶりのファイナル開催に沸くニューヨーク。政治や警備をめぐる話題はあるものの、ファンの関心は「ニックスが優勝できるか」に集まっているようだ。
【2026 NBAファイナル今後の日程】
■第2戦:6月5日(金)午後8時30分/サンアントニオ
■第3戦:6月8日(月)午後8時30分/ニューヨーク(MSG)
■第4戦:6月10日(水)午後8時30分/ニューヨーク(MSG)
■第5戦※:6月13日(土)午後8時30分/サンアントニオ
■第6戦※:6月16日(火)午後8時30分/ニューヨーク(MSG)
■第7戦※:6月19日(金)午後8時30分/サンアントニオ
■https://www.nba.com/playoffs/2026/nba-finals