携帯に知らない番号から電話が入る。はてなと思いながら出ると、機械的な声で「You will be taken under custody by the local cops.」などの脅しのメッセージ。最後には金払えとなる電話詐欺だ。
詐欺師は海外で操作しているが、番号が米国内の番号になるよう細工するというこざかしさ。そういえば、筆者のスマホのコーラーIDにも、オハイオだのオクラホマだの、縁もゆかりもない土地の番号が表示されることがある。こういう電話は「却下」して、「ブロック」するに限る。
USAトゥデー紙が、あらゆる詐欺電話撃退アプリや、電話会社の詐欺警告サービスを実際に試している。結果は次の通り。
■電話会社が提供する無料アプリ=AT&Tの「Call Protect」、ベライゾンの「Caller Name ID」、Tモービルの「Scam Block」。スプリントは月$2.99で、詐欺電話撃退プログラムを提供。
■無料アプリ=Nomorobo、Truecaller、 Hiya、RoboKiller、YouMailなどが効果的。
■「National Do Not Call Registry」(www.donotcall.gov)に登録することも奨励されている。