有権者へ投票促す「票をすくい上げよう」ツアー開催
カマラ・ハリスのアイスクリームで「団結」を
「ベン&ジェリーズ」&「ムーブオン」
アイスクリーム製造・販売業者の「ベン&ジェリーズ(Ben & Jerry’s)」(本社:サウスバーリントン、バーモント州)が、政治活動団体「ムーブオン(MoveOn)」と協力、カマラ・ハリス大統領候補を支援するキャンペーンを開始した。「スクープ・ザ・ボート(Scoop The Vote、票をすくい上げよう)」と題し、アイスクリーム・トラックで激戦州をツアー。アイスクリームを配布しながら、ハリス大統領候補への投票を呼びかけている。
今回、「ベン&ジェリーズ」が、ハリス候補のために考案した「カマラのココナッツ・ジュビリー(Kamala’s Coconut Jubilee)」=写真=は、キャラメルを渦巻きのように配し、赤・白・青の星形キャンディーを散りばめたココナッツ・アイスクリーム。店頭販売はなく、ツアー・イベント会場で無料配布する。加えて、抽選で10人に「カマラのココナッツ・ジュビリー」(1パイント)が当たるラッフルを実施中。応募はインターネットから。
「スクープ・ザ・ボート」ツアーでは、選挙にちなんだフレーバーも配布。「権利のために戦うシャーベット(Fight For Your Rights Sorbet)」「就任記念バースデーケーキ(Inauguration Celebration Birthday Cake)」「バニラビーンがもたらしたもの(Unburdened By What Has Vanilla Bean)」「前進!ミルクチョコレート・モビライザー(MoveOn Milk Chocolate Mobilizer)」など、アイスクリームで人々を「団結」させようと試みる。
同社が自社商品を使用し、候補者を支援するのは今回が初めてではない。2016年の大統領選挙では、地元バーモンド州選出の上院議員バーニー・サンダース氏をサポート、2019年には限定フレーバーを復活させている。
9月16日、「スクープ・ザ・ボート」のアイスクリーム・トラックは、フィラデルフィアのフランクリン・スクエアで最初のイベントを開催、無料のカマラ・アイスを求めて大勢が集まった。アイスクリームや記念品の無料配布の他、特別ゲストが来場。参加者だけでなく、その家族や友人に投票を促す方法などを紹介した。
ニューヨークでの開催は、9月20日(金)にブルックリンの「マライ・アイスクリーム・ショップ(Malai Ice Cream Shop)」で正午から、9月21日(土)にアップステイトのチャパクア(Chappaqua)で午前10時から予定されている。
「ムーブオン」政治活動事務局長のラナ・エプティング氏は、「現時点では興奮と喜びが私たちの味方ですが、この選挙がどれだけ接戦になるかを見失ってはいけません。数千票で、私たちが、カマラ・ハリスの民主主義の下で暮らすのか、ドナルド・トランプの独裁政権の下で暮らすのかが決まります」とコメント。
「スクープ・ザ・ボート」ツアーは、めったに投票しない有権者を説得・動員し、すべての選挙区で多数が民主党に投票することを目指している。
Scoop The Vote
■https://campaigns.moveon.org/scoop-2024
★ブルックリン会場
■9月20日(金)12pm〜
■会場:Malai Ice Cream Shop
268 Smith St., Brooklyn
カマラのココナッツ・ジュビリー応募サイト
■https://act.moveon.org/survey/win-kamalas-coconut-jubilee-ice-cream
■応募締め切り:2024年10月31日 11:59pm(東部時間)
■応募資格:18歳以上の米国民および米国永住者
※その他詳細はウェブサイト参照