林海象監督5作品を上映
11日は監督登壇、質疑応答も
「夢みるように眠りたい:林海象の永遠のミステリー」
ジャパン・ソサエティー(JS)が10月11日(金)から19日(土)まで、林海象監督作品5本を紹介する回顧上映を行う。題して「夢みるように眠りたい:林海象の永遠のミステリー」。11日の上映会では、林海象監督が登壇、質疑応答が予定されている。
映画「夢みるように眠りたい」(19 86年、84分)は、当時無名だった林監督が、モノクロ、サイレント手法を用いて撮影したデビュー作品。昭和30年代の浅草を舞台にしたミステリーだ。
私立探偵の魚塚は、ある老女から、誘拐された娘を探してほしいとの依頼を受ける。仕掛けられた謎を解いていくと、この事件が未完のサイレント映画「永遠の謎」の筋書きに沿って展開していることがわかる…。
その他、「日本のサーカス」をテーマに、そこで生きた人々をノスタルジックに描いた「二十世紀少年読本」、永瀬正敏が主演したハードボイルド探偵映画「私立探偵・濱マイク」シリーズ3部作「我が人生最悪の時」「遥かな時代の階段を」「罠 THE TRAP」が上映される。詳細はウェブサイトで確認を。
■10月11日(金)~19日(土)
■会場:Japan Societyl333 E. 47th St.(bet. 1st & 2nd Aves.)
■一般$16、JS会員$12
※11日のレセプション付き上映会:$20(JS会員$16)
■ボックスオフィス:TEL: 212-715-1258
■japansociety.org/film
★上映作品(カッコ内は英題)
夢みるように眠りたい(To Sleep So as to Dream)
■10月11日(金)7pm
二十世紀少年読本(Circus Boys)
■10月12日(土)5pm
我が人生最悪の時(The Most Terrible Time in My LIFE)
■10月12日(土)8pm
■10月18日(金)9:30pm
遥かな時代の階段を(The Stairway to the Distant Past)
■10月18日(金)7pm
■10月19日(土)5pm
罠 THE TRAP(THE TRAP)
■10月19日(土)7:30pm